内容説明
昭和19年春から敗戦まで、全国の学生が軍需工場に動員された。厳しい作業と食糧不足、失われた学業への渇望、絶対的な国の命令に従い傷つきながらはぐくんだ友情と青春の喜び、悲しみ。学徒動員から50年。その実態と思いを長野県の旧制女学校49校の生徒が記録、116編の手記に綴る。
目次
三日の差、爆撃免れる
巡らされたコンクリート塀の中で
辛く苦しかった青春の日々
風船爆弾
記憶の中の学校工場
メリンスの針刺し
泣きながら製品を焼却処分
鋳物工場と無線の工場で〔ほか〕
昭和19年春から敗戦まで、全国の学生が軍需工場に動員された。厳しい作業と食糧不足、失われた学業への渇望、絶対的な国の命令に従い傷つきながらはぐくんだ友情と青春の喜び、悲しみ。学徒動員から50年。その実態と思いを長野県の旧制女学校49校の生徒が記録、116編の手記に綴る。
三日の差、爆撃免れる
巡らされたコンクリート塀の中で
辛く苦しかった青春の日々
風船爆弾
記憶の中の学校工場
メリンスの針刺し
泣きながら製品を焼却処分
鋳物工場と無線の工場で〔ほか〕