出版社内容情報
婦人参政権の獲得にはじまる戦後日本の女性活動のうねりを自身の歩みと共にいきいきと描き出す。
内容説明
二度と同じ轍は踏ませない。反戦・女性解放への思いは、燎原の火のごとく燃えつづける。
目次
第1章 敗戦は女たちの政治参加への幕開け
第2章 おしゃもじ持って闘う女たち
第3章 朝鮮動乱によって奪われたもの
第4章 暮らしと平和を守るための闘争
第5章 女たちを駆り立てた安保闘争
第6章 全共闘からウーマン・リブ運動へ
第7章 法制度へ女たちの異議申立て
第8章 「国際婦人年」をきっかけに
第9章 少子高齢社会が起こす時代の波
著者等紹介
吉武輝子[ヨシタケテルコ]
作家・評論家。1931年兵庫県生まれ。1954年慶応義塾大学仏文科卒。同年4月東映宣伝部入社。1961年日本初の女性宣伝プロデューサーとなる。1963年長女あずさ出産、1966年東映退社、文筆生活に入る。1968年「婦人公論読者賞」受賞、2003年「鎌倉市制功労賞」受賞。「吉屋信子記念館」運営副委員長、「原爆の国丸木美術館」理事、NPO法人「高齢社会をよくする女性の会」理事、NPO法人「女性の安全と健康のための支援教育センター」理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。