内容説明
「学力低下」や「学力格差」の問題が議論をよび、文部科学省による全国的な学力調査が実施されるいま、学力問題の現状を子ども、学校、教育行政の3つのレベルから論じ、その現状に至るまでの子どもの変化を追い、今後どのような手だてを講じていけばよいのかを伝える。
目次
第1部 学力のいま(子どもは「学力低下問題」をどうとらえているのか;中学校現場で考える学力向上の視点;自治体・学校からはじまる学力向上政策と学力論議再考)
第2部 学力のうごき(教科科目で測られていない学力とは何か;英語学力の経年変化;2005年度センター試験における教科学力構造)
第3部 学力のこれから(学力テストの科学;総合学力の測定;学力そして学校が育てるもの)
著者等紹介
山森光陽[ヤマモリコウヨウ]
国立教育政策研究所初等中等教育研究部研究員
荘島宏二郎[ショウジマコウジロウ]
独立行政法人大学入試センター研究開発部助手(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。