内容説明
私たちが生きる社会はどのような特徴をもち、いったいどこへ変わりゆこうとしているのか。ポストモダンからグローバリゼーションに向かう構造変容の過程をモダニティをキーワードに丹念に読み解くことにより、わかりやすく現代の「社会」を浮き彫りにする。
目次
第1部 ポストモダニゼーションとグローバリゼーション(ポストモダン論の興隆と東西図式の終焉;グローバリゼーション論の出現と南北図式の動揺;モダンの移転とハイブリッドモダン)
第2部 モダニティの構造(ナショナリズムの光と影;職業本位と家庭本位;自立と連帯 ほか)
第3部 モダニティとグローバリゼーション(グローバリゼーションとは何か;国民国家の萌芽型と完成型;福祉国家とローカリゼーション ほか)
著者等紹介
厚東洋輔[コウトウヨウスケ]
1945年生まれ。東京大学大学院社会学研究科後期課程中退。大阪大学大学院人間科学研究科教授。博士(人間科学)。専攻は、理論社会学・社会学説史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。