人物でよむ近代日本社会福祉のあゆみ

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  • サイズ A5判/ページ数 260p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623045198
  • NDC分類 369.028
  • Cコード C3036

内容説明

慈善家、社会事業家、ソーシャルワーカー…先駆者たちの生き様に接近し、社会福祉の「現在」と「これから」を考える。明治から戦後まで30人の軌跡。

目次

社会福祉の歴史と人物史
第1部 慈善・救済事業の時代(岩永マキ―明治初期のカトリック事業;石井十次―岡山孤児院と孤児教育;矢島楫子―女性福祉の創始者として;横山源之助―下層社会からの眼差し;原胤昭―更生保護事業の父 ほか)
第2部 社会事業・社会福祉の時代(渡辺海旭―浄土宗労働共済会と仏教社会事業;八浜徳三郎―職業紹介事業の先駆者;久布白落実―廃娼と女性の福祉;生江孝之―社会事業実践と研究・教育;小河滋次郎―感化事業と大阪府方面委員制度 ほか)

著者等紹介

室田保夫[ムロタヤスオ]
現在、関西学院大学社会学部社会福祉学科教授。社会福祉学博士。1976年、同志社大学大学院修士課程修了。2005~06年、ハワイ大学客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう。

9
明治から戦後までの30人の軌跡を綴った本です。社会福祉(社会事業)は制度か技術かと問われれば制度ですが、社会福祉を実践する人がいなければ成り立ちません。この本では、どのような社会問題・生活問題があり、そのなかでどのような実践が求められ、取り上げられた人物がどのような生き方をしたのかを考えることで、社会福祉の現在と将来を考えられるものとなっていると思います。読みやすく学び多い本でした。2014/09/15

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