内容説明
政治心理学では、政治・社会構造や民族性などの幅広い分野から、リーダーシップや世論といった個別テーマまで数多くの研究がなされている。本書は、その中から代表的な研究成果を整理・詳述し、政治的要因と心理的要因の関わりを解明する。
目次
第１部 政治心理学への理論的考察（政治心理学の定義と範疇；行動に対する環境とパーソナリティの影響）
第２部 政治心理学における研究テーマ（パーソナリティと政治的な「タイプ」；集団同一視、集団間の敵意と政治的行為；政治的関与と疎外；政治的暴力と攻撃；政治的リーダーシップ；イメージとその政治的役割；政策過程におけるマス・メディアと世論）
著者等紹介
フェルドマン，オフェル［フェルドマン，オフェル］［Ｆｅｌｄｍａｎ，Ｏｆｅｒ］
１９５４年イスラエル、テル・アヴィヴ市にて生まれる。１９７９年テル・アヴィヴ大学人文学部卒業。１９８２年エルサレム＝ヘブライ大学大学院政治学科修士課程修了（修士号取得）。同年文部省奨学金により来日、大阪外国語大学、東京大学新聞研究所・留学生研究生。１９８４年東京大学社会学研究科社会心理学研究室博士課程。１９８７年東京大学社会学研究科社会心理学研究室博士課程修了（博士号取得）。２００４年同志社大学政策学部教授。この間、慶応義塾大学客員研究員、茨城大学助教授、筑波大学外国人教師、鳴門教育大学助教授、ブリティッシュ・コロンビア大学客員教授、テル・アヴィヴ大学客員教授、ヨーク大学（大和日英基金）客員教授、オハイオ州立大学（フルブライト基金）客員教授。博士（社会学）（東京大学）。専攻：政治心理学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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陽香
