シンクロニシティ―未来をつくるリーダーシップ （増補改訂版）

ジャウォースキー，ジョセフ【著】〈Ｊａｗｏｒｓｋｉ，Ｊｏｓｅｐｈ〉/金井 壽宏【監訳】/野津 智子【訳】

英治出版（2013/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 381p／高さ 20cm
• 商品コード 9784862761460
• NDC分類 336.3
• Cコード C0034

内容説明

アメリカ史に残る汚職事件「ウォーターゲート事件」に直面し、「リーダー」という存在に不信感を募らせた弁護士ジョセフは、「真のリーダーとは何か」を求めて旅へ出る。ピーター・センゲ、ジョン・ガードナー、デヴィッド・ボームなど、さまざまな先導者たちと出会った彼は、新たな境地を見出していく。「サーバント・リーダーシップ」「ダイアローグ」「つながり合う世界」…。あるべきリーダーシップの姿が浮かび上がる。世界中の読者が涙した感動のベストセラー。新章を追加した増補改訂版が待望の邦訳。

目次

１　旅の準備（ウォーターゲート事件；成功すること　ほか）
２　出発点（決心；教え導くもの　ほか）
３　英雄の旅（「力強い前進」の瞬間；野外体験　ほか）
４　贈り物（回帰；場を整える　ほか）
５　旅はつづく（初版についての読者からの手紙；蔓延している信念体系を変える）

著者等紹介

ジャウォースキー，ジョセフ［ジャウォースキー，ジョセフ］［Ｊａｗｏｒｓｋｉ，Ｊｏｓｅｐｈ］
ジェネロン・コンサルティング会長。グローバル・リーダーシップ・イニシアチブ創設者。法律事務所に１５年間勤務した後、アメリカン・リーダーシップ・フォーラムを設立。その後、ロンドンのロイヤル・ダッチ／シェル・グループの経営戦略グループに招聘され、グローバル・シナリオ・プランニングのチーフを務めた。またマサチューセッツ工科大学の組織学習センターの上級フェロー兼理事を務め、組織学習協会の設立に尽力

金井壽宏［カナイトシヒロ］
神戸大学大学院経営学研究科長。１９７８年京都大学教育学部卒業。１９８９年マサチューセッツ工科大学で経営学博士号、１９９２年神戸大学で経営学博士号を取得。１９９４年から神戸大学教授。変革型リーダーシップ、創造的なネットワーク、キャリア発達、モティベーション論が主たるテーマ

野津智子［ノズトモコ］
翻訳家。獨協大学外国語学部フランス語学科卒業（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[おおとろ]

☆☆☆☆☆ 再読

2023/11/07

[タナカとダイアローグ]

ピーターセンゲをとばして、オットーシャーマーからのシンクロニシティ。 リーダーシップは在り方。テクニックではない。

2019/02/25

[しばにゃん]

引き寄せの法則に近いものを感じる一冊であり、自分のリーダーシップに活かしたいと思ったのは、開かれた心をもつという点。そうした心もちが出来ていればこそ、本書における著者にとっての運命めいた出会いや、他者とのシンクロニシティにつながっていくのだろうと思う。

2022/07/02

[Miyuki]

まれにみる名著。読んでいて、内省出来たり、自分の体験を振り返ることが出来る本。そして、自分の人生の流れと、集合無意識は、同時に存在し、つながっている、ということの具体的例を、ストーリーも交えて、体感することができます。 専門書のような側面もあるので、読んだ方も、合う合わないはあるかもしれません。

2017/02/28

[645TJC]

思考は現実化する。逆境を成長、新たな行動を始めるチャンスと捉え、自分の信じる道＝信念を持ち、前に進み続ける限り、偶然とも思える様々な事象が重なり合い、自分の前に現れ、自分を後押ししてくれる力となる。この世に存在する全ての要素は個別の存在ではなく、互いに相互依存し、影響し合う。そして自分もその世界の構成要素の一つ。従って自分の才能は自分の物でなく、世界をより良くするためにある。未来を作るリーダーシップ＝自分の使命を果たそうとする過程で、その情熱・信念に人が感化される事により発生するもの。後は自分の覚悟次第。

2015/09/24