内容説明
バラク・オバマを大統領にした原動力、市民活動パワー研究の第一人者による実証的研究の成果、待望の邦訳。アーロン・ワイルダフスキー賞受賞作。
目次
第1章 リベラリズムは生きている
第2章 市民団体の台頭
第3章 脱物質主義の高まり
第4章 市民団体のパワー
第5章 リベラル派の優位
第6章 資源の豊かさ
第7章 リベラリズムの変容
著者等紹介
ベリー,ジェフリー・M.[ベリー,ジェフリーM.][Berry,Jeffrey M.]
利益集団論、市民参加論、非営利組織論、市民の政策意思決定論という、“市民の政治学”の視点から、アメリカ政治を分析し、市民の政行動が政治権力に及ぼす影響力を実証的に研究している、米国における市民政治論・市民政策論研究の第一人者である。カリフォルニア大学バークレー校で政治学学士(1970年)、ジョンズ・ホプキンス大学大学院で政治学修士(1972年)、ジョンズ・ホプキンス大学大学院で政治学博士号(1974年)を取得し、直ちに、タフツ大学政治学部助教授に就任し、現在、同大学政治学部教授。大学では、アメリカ政治論・政治行動論の教鞭をとっている。『新しいリベラリズム―台頭する市民活動パワー』で、「アーロン・ワイルダフスキー賞」を受賞している
松野弘[マツノヒロシ]
1947年岡山県生まれ。1970年早稲田大学第一文学部(社会学専攻)卒業。博士(人間科学、早稲田大学)。現在、千葉大学大学院人文社会科学研究科教授。専門分野は地域社会論、まちづくり論、産業社会論、CSR論・「企業と社会」論、環境思想論、環境社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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