シリーズ・現代経済学
賃金の決め方―賃金形態と労働研究

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  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623043620
  • NDC分類 366.42
  • Cコード C3333

出版社内容情報

賃金形態の議論の途絶と復活を検証する。

内容説明

これまでの日本で、1960年代まで盛んであった賃金形態の議論がなぜ途絶したのか、それが1990年代になぜ復活したのか、を労働研究の歴史に関連づけて考察し、あわせて労働統計調査における賃金形態分類も検討する。そのうえで、賃金形態を分類する試案を提起するとともに、「成果主義賃金」(日本)「新賃金」(米国)など、新しい賃金形態についての近年の動向を検証する。

目次

第1章 賃金形態論の途絶―小池和男「賃金の上がり方」論
第2章 賃金形態論の復活―石田光男と熊沢誠
第3章 労働統計調査における賃金形態の分類
第4章 賃金形態の分類・試論
補論1 学会動向:今日の賃金問題―社会政策学会第93回研究大会をふりかえって
補論2 研究サーベイ:賃金―労働問題研究の現在(1980‐2000年)
補論3 書評:野村正実著『知的熟練論批判―小池和男における理論と実証―』

著者等紹介

遠藤公嗣[エンドウコウシ]
1950年岡山県に生まれる。1974年東京大学経済学部卒業。明治大学経営学部教授、経済学博士(1990年)
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