内容説明
同和教育を地域教育として位置付け、新たな教育活動を創造し続けてきた京都・千本地域での取組をまとめた同和教育の実践書。地元の歴史をひも解いての教材化への取組。地域に出かけて“体験”“活動”で進める人権フィールドワーク。保幼小中と民族学校や障害者福祉施設、そして大学が協働で展開する教育連携。常に先導的な役割を果たし、周辺地域へ発信してきた「同和教育の普遍化」を実現する数々の取組を紹介し、新たな人権教育の創造を検証する。
目次
第1章 同和教育とは
第2章 同和教育のはじまり
第3章 「法の時代」の同和教育
第4章 施策の成果と新たに生じた課題
第5章 まちづくり運動と同和教育
第6章 今日の部落差別につながる歴史
第7章 近代の被差別部落と水平社運動
第8章 戦後の解放運動と同和行政
第9章 同和教育から人権教育への展望
著者等紹介
後藤直[ゴトウスナオ]
仏教大学教育学部助教授
萩本善三[ハギモトヨシミツ]
京都市教育委員会地域教育専門主事室地域教育専門主事
井川勝[イカワマサル]
京都市教育委員会教育計画課楽只学習施設指導主事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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