自閉症の子どもたち―間主観性の発達心理学からのアプローチ

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  • サイズ A5判/ページ数 426p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623041015
  • NDC分類 493.937
  • Cコード C3011

出版社内容情報

最大限の可能性を引出す考え方と方法の探求。

目次

自閉症の「発見」と多くの定義
他の障害との類似と差異
自閉症児はどのくらいいるか?
何が自閉症の原因か、何が最初に起きる影響か
脳の発達と自閉症
自閉症における脳異常
内面を伝え合う力の発達が筋道からはずれてしまう場合
自閉症児と伝え合うこと、遊ぶこと
自閉症児のためにできることは何か
自閉症児のための音楽療法
自閉症を含む広汎性発達障害への精神分析と対応
自閉症児の教育:最大限の可能性を引き出す考え方と方法
終章:断片から図へ

著者等紹介

トレヴァーセン,コールウィン[トレヴァーセン,コールウィン][Trevarthen,Colwyn]
エジンバラ大学の児童心理学・心理生物学の名誉教授である。30年間にわたって、乳幼児が対人理解と文化的理解、そして言語を習得していかに正常に発達するかを研究してきた

エイケン,ケン[エイケン,ケン][Aitken,Ken]
エジンバラの子ども疾患病院の主任臨床神経心理学者であり、自閉症などの子どもの世話について、多くの親にアドバイスをしてきた経験をもっている

パプーディ,デスピナ[パプーディ,デスピナ][Papoudi,Despina]
1993年にエジンバラ大学心理学部で自閉症の研究で博士号を取得し、現在、ロードス大学心理学部で講師をしている

ロバーツ,ジャクリン[ロバーツ,ジャクリン][Robarts,Jacquelin]
ロンドン市立大学の音楽療法の研究員であり、ロンドンのノードフ・ロビンズ音楽療法センターとギルホール音楽演劇学校で働いている。NHSで二つの音楽療法の部門を立ち上げ、そこでの児童青年保健と精神保健サービスで長年働いた

中野茂[ナカノシゲル]
1950年生まれ。北海道大学大学院教育学研究科博士課程満期単位取得中退。現職、北海道医療大学・心理科学部・臨床心理学科、北海道医療大学大学院・心理科学研究科・教授

伊藤良子[イトウリョウコ]
1952年生まれ。東京学芸大学附属教育実践研究支援センター教授

近藤清美[コンドウキヨミ]
1955年生まれ。北海道医療大学心理科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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