出版社内容情報
流通の機能と社会への影響を実情を捉え分析。
内容説明
本書は、流通の機能的部分と、その存立を支える社会的部分の「接点」を、正確・詳細に捉えることを主眼として、流通研究に新たな視点を確立する。現場での実践的研究分析のアプローチに加え、流通という現象を社会学的視点からも分析し、新たな研究局面を拓いている。
目次
第1部 流通の理念、政策、歴史(流通の基本原理;流通構造における競争の枠組―小売業を中心として ほか)
第2部 流通業経営と諸機能(流通業の商品戦略―小売企業のPB戦略を中心に;営業による市場創造―問題解決型営業への移行と営業スクリプトのデザイン ほか)
第3部 流通業と社会との接点(商店街と地域社会;欧米アパレル企業とNPOのコラボレーション ほか)
第4部 流通の社会学的考察(流通研究に関する社会学の視点;ネット・ビジネスの文化研究序説―“消費”と“関係性”の再考 ほか)
著者等紹介
白石善章[シライシヨシアキ]
1934年生まれ。1964年神戸大学経営学部卒業。神戸大学大学院経営研究科を経て現在、流通科学大学商学部教授(商学博士)
田中道雄[タナカミチオ]
1947年生まれ。1970年関西学院大学法学部卒業。吉備国際大学社会学部教授を経て現在、大阪学院大学流通科学部教授
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