出版社内容情報
【内容】
戦争、テロリズム、過剰人口、環境汚染など多くの困難がわたしたちを取り巻いています。平和で豊かな生活も人類の幸福(福祉)も手に入れることができる技術力がわれわれの手の内にあるにもかかわらず、なぜ人は不幸な結果に向かおうとするのでしょうか。本書は、個を超えた立場から福祉への展望をこころみた心理学の構築を目指しています。
【目次】
はじめに
1 福祉心理学とは何だろうか
2 心の時代の心理学
3 環境の時代の心理学
4 福祉心理学の重要概念
5 「自己覚知」の心理学へ
注
あとがき
参考文献
索 引
内容説明
戦争、テロリズム、過剰人口、環境汚染など多くの困難がわたしたちをとりまいている。平和で豊かな生活も人類の幸福(福祉)も手に入れることができる技術力がわれわれの手の内にあるにもかかわらず、なぜ人は不幸な結果に向かおうとするのでしょうか。本書は、個を超えた立場から福祉への展望をこころみた心理学の構築を目指している。
目次
第1章 福祉心理学とは何だろうか(福祉の心理学;福祉と心理学 ほか)
第2章 心の時代の心理学(生の意味を考える現代心理学;現代心理学の「心」への取り組み ほか)
第3章 環境の時代の心理学(現代の惨状は「症状」である;人類の生存と幸せを脅かす地球規模の脅威 ほか)
第4章 福祉心理学の重要概念(「受容」「共感」という基本概念;「信念」「自己概念」の心理学 ほか)
第5章 「自己覚知」の心理学へ(心理療法の目標としての「自己覚知」;自己覚知と瞑想 ほか)
著者等紹介
安藤治[アンドウオサム]
花園大学教授(社会福祉学部・福祉心理学科)。精神科医(医学博士)。東京医科大学精神神経科講師、カリフォルニア大学アーヴァイン校客員准教授(精神医学/人間行動学教室)等を経て現職。立命館大学兼務講師(文学部哲学科・教育人間学特講及び大学院)。日本トランスパーソナル心理学/精神医学会代表。花園大学国際禅学研究機構運営委員
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