出版社内容情報
リバース・モーゲージ制度の普及を目指す。
内容説明
少子高齢化によるライフスタイルの変容が顕著な日本では、とりわけシニア層の「住み替え」率が高まる方向にある。そこで著者は、居住用資産である持家を原資としたリバースモーゲージ制度の普及を目指し、その先駆的なアメリカと日本両国の住宅市場を中心に調査・検討を行なっている。本書では、主に日本の戸建住宅(持家)の資産価値の安定性・継続性や市場循環性について論及するとともに、住宅市場や金融証券市場、そして税法や建設関連法などの視角から学際的に検討している。
目次
持家資産福祉制度と住宅市場
第1部 持家資産とライフスタイル(高齢者家計と持家資産福祉制度;住宅の資産性とその効用;変容するライフスタイルと居住形態)
第2部 住宅市場の変貌(日本の住宅市場;アメリカの住宅市場;住宅市場と税制;不動産市場の改革)
著者等紹介
倉田剛[クラタツヨシ]
1944年東京生まれ。住宅資産研究所(主宰)・一級建築士事務所(代表)。日本大学法学部卒業、法政大学大学院社会科学研究科博士前期課程修了。現在、法政大学大学院博士後期課程在籍。専門研究分野、住宅資産論。住宅福祉論。居住環境資産論
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