出版社内容情報
【内容】
1990年代からより一層の国際化と技術革新をともなう情報化、ソフト・サービス化が進展し、さらにバブル崩壊と価格破壊といった一連の環境変化の中で、日本のマーケティング・流通は非常なはやさで変化している。本書では、製造・流通における寡占・巨大企業のマーケティング・流通戦略の具体的政策から、中小企業・商店街といった小売市場の現実までを視野に、消費者(生活者)との関係性において21世紀にありうべき姿を探究し、新たな体系と理論的課題を提起する。
【目次】
はしがき
序 章 21世紀型マーケティング戦略の新地平
――「モダン」と「ポストモダン」の相克
第1部 グローバル競争下のマーケティング
第1章 グローバル・マーケティング
――民生用電子機器の対米輸出マーケティング
第2章 グローバル・マーケティングの現代的課題
――ブランドとIT:アマゾン・ドット・コム
第3章 新製品開発と市場創造
――新製品開発の今日的特質と資本主義的限界
第2部 関係イノベーションとマーケティング
第4章 ブランド・マネジメントの課題と展望
――使用価値と価値の創造
第5章 チャネル・パートナーシップ
――チャネル論の新潮流とその問題点
第6章 顧客との「関係性」創出
――リレーションシップ・マーケティング
第Ⅲ部 地域社会とマーケティング
第7章 自治体マーケティングの新展開
――「関係性」モデルの重要性とNPOの役割
第8章 地域・地場産業のマーケティング
――21世紀の地域活性化に向けて
第9章 地域創造のマーケティング
――ベンチャービジネスインキュベーションの視点から
終 章 21世紀マーケティング戦略の課題
――ミクロ・マクロ問題の解決
索 引
内容説明
1990年代からより一層の国際化と技術革新をともなう情報化、ソフト・サービス化が進展し、さらにバブル崩壊と価格破壊といった一連の環境変化の中で、日本のマーケティング・流通は非常なはやさで変化している。本書では、製造・流通における寡占・巨大企業のマーケティング・流通戦略の具体的政策から、中小企業・商店街といった小売市場の現実までを視野に、消費者(生活者)との関係性において21世紀にありうべき姿を探究し、新たな体系と理論的課題を提起する。
目次
21世紀型マーケティング戦略の新地平―「モダン」と「ポストモダン」の相克
第1部 グローバル競争下のマーケティング(グローバル・マーケティング―民生用電子機器の対米輸出マーケティング;グローバル・マーケティングの現代的課題―ブランドとIT:アマゾン・ドット・コム;新製品開発と市場創造―新製品開発の今日的特質と資本主義的限界)
第2部 関係イノベーションとマーケティング(ブランド・マネジメントの課題と展望―使用価値と価値の創造;チャネル・パートナーシップ―チャネル論の新潮流とその問題点;顧客との「関係性」創出―リレーションシップ・マーケティング)
第3部 地域社会とマーケティング(自治体マーケティングの新展開―「関係性」モデルの重要性とNPOの役割;地域・地場産業のマーケティング―21世紀の地域活性化に向けて;地域創造のマーケティング―ベンチャービジネスインキュベーションの視点から)
21世紀マーケティング戦略の課題―ミクロ・マクロ問題の解決
著者等紹介
近藤文男[コンドウフミオ]
1939年生まれ。1963年香川大学経済学部卒業。京都大学大学院経済学研究科を経て、現在、京都大学大学院経済学研究科教授(経済学博士)
陶山計介[スヤマケイスケ]
1950年生まれ。1973年早稲田大学政治経済学部卒業。京都大学大学院経済学研究科を経て、現在、関西大学商学部教授(経済学博士)
青木俊昭[アオキトシアキ]
1950年生まれ。1973年中央大学商学部卒業。中央大学大学院商学研究科を経て、現在、東京情報大学総合情報学部教授
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