出版社内容情報
【内容】
利用者の家が職場になるホームヘルパー。自宅からの直行直帰も多く、困ったことなどを相談できず、悩む場面がよく見られます。仕事上で行き詰まったとき、ソーシャルワーカーの働く現場では、以前からスーパービジョンという機能が取り入れられてきました。本書は、ホームヘルパーの働く場でのスーパービジョン機能の必要性を痛切に感じた著者たちが、その意味、大切さ、そして具体的な取り入れ方を豊富な事例を通して解説します。
【目次】
第1章 ホームヘルプサービスとは何か
1 ホームヘルプ事業の沿革
2 ホームヘルプサービスの特質
3 ホームヘルパー業務
第2章 なぜホームヘルパーにスーパービジョンが必要なのか
1 スーパービジョンの必要性
2 スーパービジョンとは何か
第3章 対人援助の考え方
1 援助関係と援助者の役割
2援助の過程:個別的な問題の解決の道筋
3 利用者と生活のとらえ方
第4章 ホームヘルプサービスに必要なソーシャルワーク知識
1 ホームヘルパーと対人援助技術
2 ヘルパーの対人援助の流れとポイント
3 対人援助プロセスにおいて知っておくべき知識
4 ホームヘルパーの専門性と職業倫理
第5章 ホームヘルプサービスに必要なソーシャルワーク技能
1 ホームヘルプサービスにソーシャルワーク技能がなぜ必要か
2 コミュニケーション技能
3 利用者理解の重要性
4 スーパービジョンの技能
第6章 ケアワーク・スーパービジョンの実際
1 ケアワークとスーパービジョン
2 スーパービジョンの理論的枠組みとケアワーク
第7章 事例から学ぶ
1 教育的機能に関する事例
――カンファレンスで利用者のとらえ方が変化した体験から学ぶ
2 支持的機能に関する事例
――利用者からの苦情を受けた後の対応から学ぶ
3 管理的機能に関する事例
――事故後の対応から学ぶ
第8章 チームケアと記録
1 ホームヘルパーとチームケア
2 ホームヘルパーと記録
第9章 ホームヘルプサービスのこれから
1 ホームヘルプサービスの質とスーパービジョン
2 ホームヘルプサービスの苦情
3 信頼と発展を求める
あとがき/索引
内容説明
本書は、ホームヘルパーの働く場でのスーパービジョン機能の必要性を痛切に感じた著者たちが、その意味、大切さ、そして具体的な取り入れ方を豊富な事例を通して解説します。
目次
第1章 ホームヘルプサービスとは何か
第2章 なぜホームヘルパーにスーパービジョンが必要なのか
第3章 対人援助の考え方
第4章 ホームヘルプサービスに必要なソーシャルワーク知識
第5章 ホームヘルプサービスに必要なソーシャルワーク技能
第6章 ケアワーク・スーパービジョンの実際
第7章 事例から学ぶ
第8章 チームケアと記録
第9章 ホームヘルプサービスのこれから
著者等紹介
大塩まゆみ[オオシオマユミ]
1954年生まれ。1994年同志社大学大学院文学研究科社会福祉学専攻博士課程(後期課程)修了。博士(社会福祉学)。現在、福井県立大学看護福祉学部教授
福富昌城[フクトミマサキ]
1963年生まれ。1988年同志社大学大学院文学研究科社会福祉学専攻博士課程(前期課程)修了。文学修士。現在、花園大学社会福祉学部専任講師
宮路博[ミヤジヒロシ]
1962年生まれ。1997年同志社大学大学院文学研究科社会福祉学専攻博士課程(後期課程)中退。現在、社会福祉法人京都福祉サービス協会事業部長。龍谷大学短期大学部非常勤講師
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