出版社内容情報
【内容】
音楽療法のパイオニア、ノードフとロビンズによる障害児の音楽療法を、現在の視点から検証する質的リサーチ。卓抜した治療効果をあげた彼らの音楽療法を実際のセッションの録音記録やインタビューから分析。ノードフ-ロビンズの音楽療法記録を抜粋した付録CD2枚付き。
【目次】
謝辞
クライブ・ロビンズによる日本語版への序文/日本語版への序文
前文/序文
第1部 序 論
1 リサーチの焦点と方法
2 最初の場所:デヴルーとペンシルヴァニア大学
第2部 子どもたち
3 オードリーは、歌を踊っている
:自己実現における作業、神話、歌唱
4 マーサは歌える:音楽的スキルと自己の発達
5 テリーはどこにいる
:ノードフ‐ロビンズ音楽療法のプロセス・モデル
6 ローレンは音楽を聞いている:失敗のおそれの克服
7 こんにちは、ウォーカー:音楽を通じた自己の再構築
8 カンザスへの移動
9 グッド・バイ、インドゥー:音楽療法セッションの美的形式
10 マイケルに耳を傾けなさい
:感覚的刺激から音楽的経験へ
11 アンナは音楽室にいる:療法プロセスにおける相互性
12 研究所を離れることなど
第3部 比較分析
序 論
13 形式と構造
14 音 楽
15 臨床的プロセス:作業、意志、自己の創造
16 療法的関係と療法の脈絡
17 エピローグ
訳者による解説:音楽療法、質的リサーチ、世界観、ノードフ‐
ロビンズ音楽療法の起源と特質
資料 ノードフ‐ロビンズ音楽療法の思想的理論的起源
訳者あとがき
文献/索引
付録・CD2枚組
内容説明
音楽療法のパイオニア、ノードフとロビンズによる障害児の音楽療法を、現在の視点から検証する質的リサーチ。卓抜した治療効果をあげた彼らの音楽療法を実際のセッションの録音記録やインタビューから分析。ノードフ‐ロビンズの音楽療法記録を抜粋した付録CD2枚組付き。
目次
第1部 序論(リサーチの焦点と方法;最初の場所―デヴルーとペンシルヴァニア大学)
第2部 子どもたち(オードリーは、歌を踊っている―自己実現における作業、神話、歌唱;マーサは歌える―音楽的スキルと自己の発達;テリーはどこにいる―ノードフ‐ロビンズ音楽療法のプロセス・モデル;ローレンは音楽を聞いている―失敗のおそれの克服 ほか)
第3部 比較分析(形式と構造;音楽;臨床的プロセス―作業、意志、自己の創造;療法的関係と療法の脈絡)
著者等紹介
中河豊[ナカガワユタカ]
1950年生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士課程哲学専攻期間満了退学。現在、名古屋芸術大学音楽学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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