出版社内容情報
たとえば、仕事の相手が言っていることが納得できないとき。「それは違うと思います」などと言えば角が立つ。でも、相手に合わせてしまうのも考えもの。こういうときに、「なるほど。そのあたりは見方が分かれるところですね」と言うことができれば、相手との関係を損なわずに、自分の意見を主張することができる。
一方、文章を書くときに身につけておきたいルールの一つに、「一文一義の鉄則」がある。「一つの文章の中に、載せる情報は一つだけ」というものだ。一つの文章に情報を二つ以上載せると、わかりづらい文章になってしまうのである。このような、大人なら知っておきたい「物の言い方」と、社会人に求められる文章力の基本が、一冊でばっちり身につくのが本書である。
在京ラジオ局のプロデューサーであり、現在京都大学大学院にも在学中である著者は、「話せて書ければ一生安泰」と言い切る。「近い将来、どんなに労働環境が変わっても、ものの言い方、文章の書き方がしっかりできている人は生き残っていきます」。本書を読めば、一生を支える確かな武器が手に入る!
清水 克彦[シミズ カツヒコ]
著・文・その他
内容説明
話せて書ければ、一生安泰。
目次
第1部 「ものの言い方」を知らずに大人になった人へ(初対面や付き合いが浅い相手への「ものの言い方」―相手との距離を縮める一言;アポイント、接待、お詫びのときの「ものの言い方」―こうすれば駆け引きに強くなる;感謝、気配り、ほめるときの「ものの言い方」―相手の心に響く言葉;打合せ、会議のときの「ものの言い方」―角を立てずに意思を伝える;プレゼンやセールストークの「ものの言い方」―相手にきちんと伝え、引き込む技術)
第2部 「文章の書き方」を知らずに大人になった人へ(伝わる文章の基本;知性が感じられない文章を書かないために;小論文、志望動機、企画書などの書き方;メールやSNSでの文章の書き方)
著者等紹介
清水克彦[シミズカツヒコ]
1962年愛媛県生まれ。早稲田大学大学院公共経営研究科(現・政治学研究科)修了。京都大学大学院法学研究科博士後期課程在学中。文化放送入社後、政治・外信記者を経てアメリカ留学。帰国後、キャスター、大学講師、南海放送コメンテーターなどを歴任。現在は、報道ワイド番組でチーフプロデューサー兼ニュース解説を務める傍ら、政治・教育ジャーナリストとして、ラジオ、ウェブ、出版、講演などで幅広く活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ハナさん*
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