新・保育講座
保育内容「言葉」

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  • サイズ B5判/ページ数 192p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784623034642
  • NDC分類 376.158
  • Cコード C1337

出版社内容情報

【内容】
環境の構成と活動の援助を通して新要領、新指針が示しているねらいを実現していく保育。子どもたちが言葉を獲得し、豊かな表現力を身につけていくために保育所・幼稚園で取り組む興味や関心の育て方を実例をあげながら提示。

【目次】
はじめに
第1章 保育の基本と領域「言葉」(高杉自子)
 1 環境を通しての保育
 2 「環境を通しての保育」はどのように展開するのか
 3 保育内容のとらえ方と領域「言葉」
第2章 ことばの特長と発達(前原 寛)
 1 ことばの特性
 2 人間を特徴づけることばの機能
 3 ことばの発達
第3章 ことばが育つ環境(柴崎正行)
 1 ことばが育つとは
 2 ことばが育つための環境的条件/
 3 子どもたちのことばを豊かにするための環境条件
第4章 ことばの不思議(戸田雅美)
 1 「あべこべ・うさぎ」のおもしろさ――ことばは新しい見方を創り出す
 2 「足がサイダーになっちゃった」の新鮮さ
   ――あることばが存在することしないこと
 3 おわりに
第5章 ことばを育てる(やまだようこ)
 1 ことばは教えるものか?
 2 ことばを育てる土台となるもの
 3 生活のなかで育てることば
 4 自分のことばを育てる
第6章 ことばのはじまりのころの保育(中村柾子)
 1 人とのかかわりを喜ぶ赤ちゃん
 2 ことばのはじまり
 3 コミュニケーションとしてのことば
 4 絵本からひろがる世界
第7章 保育の展開と幼児理解(小林紀子)
 1 おしゃべりのなかで
 2 ごっこのなかで――現実の世界と虚構の世界を行き来して
 3 表現活動のなかで
 4 文化財との出会いのなかで
 5 情動体験のなかで
 6 対話のなかで
第8章 保育者の役割と援助(有賀和子)
 1 通じ合う――濃密な情動の交流による信頼感
 2 聞き手――好きな人の役割
 3 語りかける
 4 対話の相手――応答のしかた
 5 ともに考える――考える機会
 6 確かめる
 7 経験の共有へ
 8 多様な経験へ
 9 多様な表現へ
 10 言語環境の主役
第9章 「言葉の獲得に関する領域」の問題点(岩崎婉子)
 1 「話すこと」の指導に関する問題点
 2 話し合い
 3 「聞くこと、わかること」の指導に関する問題点
 4 「ことば遊び・文字学習」の指導に関する問題点
 5 「表現活動」の指導に関する問題点
 6 「保育者の指導」に関する問題点

内容説明

本書では、乳幼児のことばの発達における集団生活の意義や保育者の役割について詳しくふれている。また、園生活を通して、豊かなことばを獲得していけるようになるためには、保育者が、園内外の環境をどう構成し、どのような役割を果たしていけばよいのかについても解説。さらに具体的な状況に応じてさまざまな援助をどう進めていくかについても、具体的にたくさんの事例を通して考える。

目次

第1章 保育の基本と領域「言葉」
第2章 ことばの特徴と発達
第3章 ことばが育つ環境
第4章 ことばの不思議
第5章 ことばを育てる
第6章 ことばのはじまりのころの保育
第7章 保育の展開と幼児理解
第8章 保育者の役割と援助
第9章 「言葉の獲得に関する領域」の問題点

著者等紹介

高杉自子[タカスギヨリコ]
1925年生まれ。子どもと保育総合研究所所長

柴崎正行[シバサキマサユキ]
1951年生まれ。東京家政大学教授

戸田雅美[トダマサミ]
1958年生まれ。東京家政大学助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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