出版社内容情報
【内容】
時代の流れとともに様々な新しい都市的生活様式が生まれ、新たな人間関係のネットワークが形成されている。本書では広い分野からアクチュアルな問題を提起、最新の研究成果を提示して、都市とコミュニティのあり方を考察・展望する。日本都市社会学各領域の第一線研究者による刺激的論集。
【目次】
序(金子 勇・森岡清志)
アーバニズム論の現代的位相(鈴木 広)
1 都市理論
都市とガヴァナンス――サステイナブル・モデルを超えて(吉原直樹)
21世紀の都市――ポストモダン都市論のリアリティ(園部雅久)
都市の創発性――都市的共同性のゆくえ(山下祐介)
2 都市化の理論
都市化と社会意識の分化・統合(波平勇夫)
公共的市民文化の形成とコミュニティ(内藤辰美)
社会参加の一側面――水俣市の場合(篠原隆弘)
阪神淡路大震災研究から都市研究へ(田中重好)
3 コミュニティのネットワーク
拡大パーソナルネットワーク分析の方法と意義――年賀状調査事例から(森岡清志)
都市ほど近隣関係は希薄なのか?――都市別特徴と居住類型別特徴(大谷信介)
都市化社会における女性の就業と社会ネットワーク(安河内恵子)
4 産業化と都市
企業組織とコミュニティ(三浦典子)
都市化・郊外化・再都市化――名古屋都市圏の構造変容(松本 康)
開発の歴史社会学序説――佐久間ダム建設を事例として(町村敬志)
5 都市のエスニシティ
都市の民族関係に関する中範囲の理論化(谷 富夫)
都市コミュニティと民族関係意識――大阪市生野区桃谷の場合(稲月 正)
6 都市の少子化と長寿化
都市の少子化と社会的ジレンマ(金子 勇)
都市高齢社会と生きがい(高野和良)
内容説明
都市、コミュニティ研究の新たな地平。時代の流れとともに様々な新しい都市的生活様式が生まれ、新たな人間関係のネットワークが形成されている。本書では広い分野からアクチュアルな問題を提起、最新の研究成果を提示して、都市とコミュニティのあり方を考察・展望する。日本都市社会学各領域の第一線研究者による刺激的論集。
目次
1 都市理論
2 都市化の理論
3 コミュニティのネットワーク
4 産業化と都市
5 都市のエスニシティ
6 都市の少子化と長寿化
著者等紹介
金子勇[カネコイサム]
北海道大学大学院文学研究科教授
森岡清志[モリオカキヨシ]
東京都立大学人文学部教授
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