出版社内容情報
【内容】
90年代は日本経済にとって大きな転換点となった。現在様々な改革が進められてはいるが、その改革や方向が必ずしも明確であるとは言えない。このままでは従来の経済・企業システムの在り方への深い理解や問題への視点を欠いており、結局、「ではどうすればよいのか」「なにができるのか」が導出できない。本書ではグローバル・スタンダード論の検証から、通貨危機、産業空洞化、年功給・採用問題、金融機関の国際化などの重要問題について、一段掘り下げた視点からの考察を行い、諸課題解決の方策を探究する。
【目次】
はじめに
序 章 グローバリゼーションの進展とグローバル・スタンダード論
――「日本型多国籍企業」の行方
第1章 90年代の国際収支不均衡
――クレジットクランチ、アジア通貨危機、米国の好景気の影響
第2章 日本企業の多国籍化と産業空洞化――産業の空洞化か産業の高度化か
第3章 高等教育と日本の労働市場――新規学卒一括採用を中心として
第4章 経済構造改革と財政――平成不況の長期化と財政赤字の拡大
第5章 金融の国際化と金融機関の選択――国際化の二面性
第6章 外国企業の対日投資と日本の企業システム
――対日直接投資は何故少ないのか
第7章 国際会計基準とその調和化――有価証券の時価評価を中心に
索 引
内容説明
新世紀における日本経済の再検討―進む改革の中でさらに検討すべき課題を明らかにし、新たな視点と切り口で迫る。本書ではグローバル・スタンダード論の検証から、通貨危機、産業空洞化、年功給・採用問題、金融機関の国際化などの重要問題について、一段掘り下げた視点からの考察を行い、諸課題解決の方策を探究する。
目次
序章 グローバリゼーションの進展とグローバル・スタンダード論―「日本型多国籍企業」の行方
第1章 90年代の国際収支不均衡―クレジットクランチ、アジア通貨危機、米国の好景気の影響
第2章 日本企業の多国籍化と産業空洞化―産業の空洞化か産業の高度化か
第3章 高等教育と日本の労働市場―新規学卒一括採用を中心として
第4章 経済構造改革と財政―平成不況の長期化と財政赤字の拡大
第5章 金融の国際化と金融機関の選択―国際化の二面性
第6章 外国企業の対日投資と日本の企業システム―対日直接投資は何故少ないのか
第7章 国際会計基準とその調和化―有価証券の時価評価を中心に
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