出版社内容情報
【内容】
環境問題が生じる存在論的根拠とは――。本書は、環境問題を存在論的問題として捉え、空間、時間、言語論の観点から、そして労働と環境の関連、環境倫理の存在論的根拠について論じる。
【目次】
はじめに
序 論
1 人間存在と意味
2 世界と社会システム
3 ルーマンの社会システム論との比較
1 環境の定義
1 環境とは何か
2 自然を世界化するプロセス
2 環境の空間性
1 存在論としての空間
2 環境問題としての空間論
3 環境の時間性
1 人間存在の存在性としての時間
2 時刻としての時間
3 社会システムと時間性
4 環境問題の時間性
4 環境の言語性
1 存在論としての言語行為
2 存在運動に基づく言葉の意味
3 言語と環境問題
5 労働と環境
1 人間存在論としての労働
2 社会システム-内-存在としての労働
3 存在論としての労働の歴史観
6 環境倫理の存在論的基礎付け
1 環境倫理の問題領域
2 近代的時間概念としての反復する時間
3 環境倫理を時間性から基礎付ける試み
索 引
内容説明
環境問題が生じる存在論的根拠とは―。本書は、環境問題を存在論的問題として捉え、空間、時間、言語論の観点から、そして労働と環境の関連、環境倫理の存在論的根拠について論じる。
目次
序論
1 環境の定義
2 環境の空間性
3 環境の時間性
4 環境の言語性
5 労働と環境
6 環境倫理の存在論的基礎付け