出版社内容情報
【内容】
ルソーは思想史における一つの謎である。その思想と生涯そのものが、近代的個の孕む可能性と危うさを表現しており、常に毀誉褒貶に晒されてきた。さらに疎外論、精神分析、カント主義から最近の共和主義に至る様々な意匠による解釈は、ルソー像をより複雑なものにしている。本書は、テキストの綿密な読解により、ルソーの統一性と多義性とを明らかにする。
【目次】
はじめに
第一章 ルソーにおける自由と秩序――自然状態論を中心にして
第二章 「存在の感情」の哲学
第三章 ルソーとエルヴェシウス
第四章 ルソーとホッブズ
第五章 社会契約と正当性の問題――ルソーとホッブズの場合
第六章 ルソーの市民宗教について
第七章 ルソーにおける戦争と平和――『サン=ピエール論』についての一考察
第八章 ルソーとスパルタ
あとがき
人名索引
内容説明
ルソーは思想史における一つの謎である。その思想と生涯そのものが、近代的個の孕む可能性と危うさを表現しており、常に毀誉褒貶に晒されてきた。さらに疎外論、精神分析、カント主義から最近の共和主義に至る様々な意匠による解釈は、ルソー像をより複雑なものにしている。本書は、テキストの綿密な読解により、ルソーの統一性と多義性とを明らかにする。
目次
第1章 ルソーにおける自由と秩序―自然状態論を中心にして
第2章 「存在の感情」の哲学
第3章 ルソーとエルヴェシウス
第4章 ルソーとホッブズ
第5章 社会契約と正当性の問題―ルソーとホッブズの場合
第6章 ルソーの市民宗教について
第7章 ルソーにおける戦争と平和―『サン=ピエール論』についての一考察
第8章 ルソーとスパルタ
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