出版社内容情報
【内容】
「育てられる者」から「育てる者」へ
はじめての子どもの誕生とその後の成長の歩みは、養育者となった人の養育者としての成長の歩みでもある。誕生から1年間の子どもの成長と「育てられる者」から「育てる者」への養育者の変わり身を、精緻な参加観察を通してあきらかにした関係発達論の展開。『関係発達論の構築』姉妹編!
【目次】
序章 養育者への「変身」に及ぼす文化の影響
1. 誕生前から初期の一体的関係が成立するまで
2. 「共にある」あり方の多様化:子どもの成長と養育者の調整的関与
3. 通じあう関係の萌芽
むすびにかえて
内容説明
はじめての子どもの誕生とその後の成長の歩みは、養育者となった人の養育者としての成長の歩みでもある。誕生から1年間の子どもの成長の事実と「育てられる者」から「育てる者」への養育者の変わり身を、精緻な参加観察を通して明らかにした関係発達論の展開。『関係発達論の構築』姉妹編。
目次
序章 養育者への「変身」に及ぼす文化の影響(養育者に「変身」することの難しさ;今日の養育者たちの欲望や願望のありようを枠づける戦後の価値転換の問題 ほか)
第1章 誕生前から初期の一体的関係が成立するまで(誕生以前から誕生まで;出産時 ほか)
第2章 「共にある」あり方の多様化:子どもの成長と養育者の調整的関与(養育者の調整的活動と「成り込み」―初期の典型的な関係構造;物に手を伸ばす行動の成長と、物を掴ませる働きかけ ほか)
第3章 通じ合う関係の萌芽(養育者の誘いかけと子どもの応答性の向上;相互的コミュニケーション関係への展開 ほか)
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