ゲーテ世界観の研究―その方法と理論

ゲーテ世界観の研究―その方法と理論

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  • サイズ A5判/ページ数 352,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623030354
  • NDC分類 940.28
  • Cコード C3010

出版社内容情報

【内容】
本書は、ゲーテにおける世界観の学問的基準を探究し、それによって研究方法の科学的性格と理論の特質を明らかにする。特に、若きゲーテの世界像の形成過程お呼び形態学の創設に視角を定め、そこに独自の自然観が胚胎し発展した経緯と思想的背景に考察が向けられるとともに、その自然研究の哲学的方法への進化を論述する。第1部「学問と方法」においては、ゲーテの研究方法の形成と展開を解明し、第2部「理解と綜合」においては、ゲーテの直感的思惟の前提を考察し、現象の存在条件を明らかにする理論の性解と意義を解明する。なお本書は、前著『ゲーテ教育学研究』(一九九六年)と不可分の統一を形成し、それの理論的基礎をなすものである。

【目次】
序章 問題の所在――先行研究の検討と課題の展望
第1部 学問と方法
第一章 若きゲーテの自然研究
第二章 ゲーテとと近代哲学の世界観
第三章 研究方法とその科学的特質
 第2部 理論と綜合
第四章 現象の生命定式とその条件関係
第五章 直感的思惟の基本的前提と理論的性格
終章 人間存在の制約性――目的論問題との関連において
あとがき
人名・事項索引 

内容説明

本書は、ゲーテにおける世界観の学問的基礎の探究を通して、研究方法の科学的性格と理論の特質を明らかにする。特に、若きゲーテの世界像の形成過程および形態学の創設に視角を定めて、そこに独自の自然観の発展と思想的背景を考察し、その自然研究の哲学的方法への深化を論述する。

目次

第1部 学問と方法(若きゲーテの自然研究;ゲーテと近代哲学の世界観;研究方法とその科学的特質)
第2部 理論と綜合(現象の生命定式とその条件関係;直観的思惟の基本前提と理論的性格;人間存在の制約性―目的論問題との関連において)