出版社内容情報
【内容】
集団とリーダーシップを考えるときの基本的な研究課題(リーダーシップ機能の集団内での分布に関するもの、リーダーシップ機能と集団の状況との対応に関連するもの)と、集団意思決定過程の中でリーダーが果たす役割について検討する。多くの先行研究は、すでに決められた集団目標や課題を効率よくかつ円滑に遂行するための方法を求めている。しかし、集団が基本方針や目標、課題を選択・評価・決定して行く意思決定過程の中でのリーダーの果たす役割の研究も同様に重要である。本書では「人は集団を形成することによって個人を越えられるのか」という問題を全体の共通テーマに、これらの問題を検討する。
【目次】
はじめに
序 章 リーダーシップ研究の意義
第1部 リーダーシップの役割の分化と統合
第1章 リーダーシップの役割の分化と統合
第2章 役割分化に関する調査研究
第3章 役割の統合に関する調査研究
第2部 リーダーシップの状況適合
第4章 リーダーシップの状況適合
第5章 状況適合性に関する調査研究・
第6章 状況適合性に関する調査研究・
第7章 状況適合性に関する調査研究・
第3部 集団の賢さと愚かさ
第8章 集団の賢さと愚かさ
第9章 グループシンクをめぐって
第10章 グループシンクの防止策
あとがき
文献/人名・事項索引
内容説明
人は集団を形成することによって個人を越えることができるのか?意思決定過程でのリーダーの役割。
目次
リーダーシップ研究の意義
第1部 リーダーシップの役割の分化と統合(リーダーシップの役割の分化と統合;役割分化に関する調査研究―大学運動部集団の役割分化の様態について;役割の統合に関する調査研究―2種のリーダー間の関係が集団に及ぼす影響について)
第2部 リーダーシップの状況適合(リーダーシップの状況適合;状況適合性に関する調査研究(リーダー行動の有効性を規定する職務特性および個人特性要因の検討;リーダー行動の有効性を規定する状況的諸要因間の交互作用の検討;看護婦集団を対象にして))
第3部 集団の賢さと愚かさ(集団の賢さと愚かさ;グループシンクをめぐって;グループシンクの防止策―ポテンシャル・エネミー法のその後の展開)
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- 和書
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