内容説明
本書に掲げた「がんバリア」の理論は単純明解で、「がんバリア」を排除しながらの免疫療法の効果の一端は、およそ十日後の血液検査ですみやかに証明されます。短期間で、「がんに打ちのめされている状態」を「免疫細胞が、がんと対等以上に闘える状態」に急転換して「がんに勝てる体内環境」を獲得し、がんを徹底攻撃し始めます。これほどの効果があるのですから、がんは着実に改善されていくはずです。ところが私たちのがんに勝利する道のりには、「がんバリア」の障壁以外にも乗り越えるべき問題がいくつも待ち構えていました。本書の最大の目的は「皆さんが病を克服すること」ですから、これらの多岐にわたる問題についても入念に説明し提言します。