出版社内容情報
【内容】
マーシャルの理論は同時代の経済学者たちにいかなる影響を与えたのか。時間的,空間的,方法論的により広い視野から経済思想・理論などの比較考察を通して,歴史の中にマーシャル経済学を位置づける。
【目次】
内容説明
マーシャルは、どのようにして独自の理論を築き上げていったのか。その理論は同時代の経済学者たちにいかなる影響を与えたのか。マーシャルを座標の中心に据え、時間的、空間的、方法論的により広い視野から経済思想・理論などの比較考察を通して、歴史の中にマーシャル経済学を位置づける。
目次
1 マーシャルとイギリス経済学(マーシャルと古典派経済学;マーシャルとジェヴォンズ;マーシャルとJ.S. ミル―労働者論の比較・検討;マーシャルとシジウィック;マーシャルとケインズ)
2 マーシャルと日欧米経済学(マーシャルとマルクス;マーシャルとフランシス・ウォーカー―19世紀後半の英米における「正統派経済学の再建」;貨幣経済理論史におけるマーシャルの位置―とくにヴィクセルとの比較において;マーシャル経済学の日本への導入;有機的成長における複合的準地代の役割―馬場啓之助氏の所説をめぐって;付論 マーシャルと経済学教育)
-
- 和書
- ギリシア彫刻の見方