同志社大学人文科学研究所研究叢書<br> 世界経済と南北問題

同志社大学人文科学研究所研究叢書
世界経済と南北問題

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  • サイズ A5判/ページ数 358p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784623020126
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C3033

出版社内容情報

【内容】
先進工業国と低開発国との間にある大きな経済的格差をいかに解消するか。「南北問題」の歴史的淵源を資本主義体制の成立期にさかのぼり,多面的に明らかにすると共に,戦後世界経済のなかでの中心テーマとして再考察する。

【目次】
1 戦後世界と発展途上国
第一章 世界貿易における発展途上国の地位
第二章 多国籍企業の技術移転と途上国の工業化
第三章 韓国の工業化と支配三者体制
第四章 インドの重工業化蓄積体制と「経済自由化」
第五章 エジプトの工業化とサダト政権
第六章 ECの開発援助政策
第七章 ECにおける南北問題
第八章 イギリスにおける黒人労働者
第九章 太平洋経済圏と円の「国際化」
2 世界経済の歴史構造
第一章 キューバ黒人奴隷制下の中国苦力
第二章 啓蒙スペインとアメリカ植民地
第三章 インド・ベンガルにおけるジュート工業
第四章 十九世紀イランの中央銀行と経済開発
第五章 ネップ期西シベリアのクズバス・プロジェクト
第六章 一九三〇年代イギリスの貿易政策
第七章 一九三〇年代アメリカの金政策

内容説明

本書は、現代世界経済の周辺部内部構造に重点をおいて、その変動過程を解明しようとするものである。

目次

1 戦後世界と発展途上国(世界貿易における発展途上国の地位;多国籍企業の技術移転と途上国の工業化;韓国の工業化と支配三者体制;インドの重工業化蓄積体制と「経済自由化」;エジプトの工業化とサダト政権;ECの開発援助政策;ECにおける南北問題;イギリスにおける黒人労働者;太平洋経済圏と円の「国際化」)
2 世界経済の歴史構造(キューバ黒人奴隷制下の中国苦力;啓蒙スペインとアメリカ植民地;インド・ベンガルにおけるジュート工業;19世紀イランの中央銀行と経済開発;ネップ期西シベリアのクズバス・プロジェクト;1930年代イギリスの貿易政策;1930年代アメリカの金政策)

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