ドイツの臣民―平民・共同体・国家1300~1800年

ドイツの臣民―平民・共同体・国家1300~1800年

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  • サイズ A5判/ページ数 205p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784623020058
  • NDC分類 234
  • Cコード C3022

出版社内容情報

【内容】
1300~1800年中世から近代にかけてのドイツの臣民を、その政治意識と国家的機能から照射し、国家形成史との相互関係のなかにとらえ、「臣民」がかつては「臣民」でなかったことを浮き彫りにする。

【目次】
はじめに 臣民と統治権力-テーマの概念的限定
第一章 国家的機能を持つ団体としての共同体
第一節 村落と共同体の成立
1 集落形態の変遷
2 経営方法と経営組織の変化
3 社会構造の変化
4 政治構造の変化
第二節 村落共同体と農村共同体の発展
1 時期的な段階区分のこころみ
2 地域的区分のこころみ
第三節 村落共同体と都市共同体-二つの現象の関連性
第四節 共同体対封建制-平民の政治的組織形態-封建国家的秩序への脅威か
第二章 領邦国家レヴェルにおける臣民の政治的代表制としてのラントシャフト
第一節 帝国の諸領邦における領邦身分制的国制のはじまり
第二節 農村社会の領邦身分制的団体への統合と農民のラントシャフトの形成
1 ティロルのタイプとその妥当性
2 ケンプテンのタイプとその妥当性
第三節 平民の政治的代表制の発展-一三〇〇-一八〇〇年の時期的段階区分と地域的区分のこころみ
第三章 政治的統合のこころみとしての叛乱
第一節 農民叛乱
1 グルントヘルシャフトとグーツヘルシャフトにたいする叛乱
2 租税叛乱
3 農民の抵抗の性格について
第二節 都市の叛乱
第四章 臣民と統治権力-ドイツ史の「下からの」時代区分のこころみ
第一節 帝国と領邦国家の間のドイツの「第三の道」-共同体・同盟的モデル
第二節 宗教改革の国家化-臣民の政治的禁治産化のための統治権力の戦略
第三節 貴族と領邦君主の支配のイデオロギー形成と安定化-劣等的存在へ没落する臣民
おわりに ドイツの臣民-ひとつの異議申し立て

目次

第1章 国家的機能を持つ団体としての共同体(村落と共同体の成立;村落共同体と農村共同体の発展;村落共同体と都市共同体―二つの現象の関連性;共同体対封建制―平民の政治的組織形態―封建国家的秩序への脅威か)
第2章 領邦国家レヴェルにおける臣民の政治的代表制としてのラントシャフト(帝国の諸領邦における領邦身分制的国制のはじまり;農村社会の領邦身分制団体への統合と農民のラントシャフトの形成;平民の政治的代表制の発展―1300‐1800年の時期的段階区分と地域的区分のこころみ)
第3章 政治的統合のこころみとしての叛乱(農民叛乱;都市の叛乱)
第4章 臣民と統治権力―ドイツ史の「下からの」時代区分のこころみ

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