出版社内容情報
【内容】
ごく最近の社会・政治状況にまで言及。とりわけ、ゴーテスベルク綱領後の準綱領ともいうべき「85年指向綱領」を扱っている点が出色で、今日混迷する社会主義理論に多くの示唆を与える。
【目次】
内容説明
ドイツ社会民主党の思想と政策を正確に理解するための格好の入門書。思想的源流から現在まで、その発展の歴史を跡づけるなかで新しい社会主義像を構築し、今日混迷を深める社会主義理論に数多くの貴重な示唆を与える。
目次
1章 民主的な社会主義―その歴史的核心
2章 マルクス主義と修正主義―社会主義の途・目標・根拠にかんする二つの二者択一的考え方
3章 民主的な社会主義と共産主義(マルクス・レーニン主義)
4章 民主的な社会主義の歴史的経験
5章 今日の民主的な社会主義―SPDのゴーデスベルク綱領と85年基本指針
6章 民主的な社会主義の新しい諸問題
7章 社会主義インタナショナルと第三世界の民主的な社会主義