内容説明
ぼけの出たお年寄りのお世話は、正直言ってつらい。介護者には自分とのたたかいの毎日がつづく。この本は、介護家族が心の底を吐露した事例を中心に、現在介護に奮戦中の皆さんが、すぐ聞いて役立ち、気持の支えとなる実例を示す。すこしでもラクに介護がつづけられるよう、さまざまな制度・サービスなど社会資源を活用する手引や、適切なアドバイスを加え、お説教ではなく、家族たちが、現実に即して、ホンネをぶちまけた新しい視点からのぼけ介護ハンドブック。
目次
１ ぼけと気づいたのは
２ ぼけとつき合って―反省と工夫
３ 困難こうして切り抜けた
４ 腹が立つときつらいとき
５ むつかしいです役割分担
６ 介護を長続きさせるために
７ 社会資源を上手に利用するために
８ これからの家族の会
９ アメリカの“家族の会”本部を訪ねて
１０ 各地のぼけ介護相談一覧
１１ 介護家庭の生活実態調査
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