障害児の育つみちすじ

障害児の育つみちすじ

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784623011957
  • NDC分類 378

出版社内容情報

【内容】
東北福祉大学での障害児相談と長年障害児教育に携わってきた著者の豊富な経験にもとづいて書かれた,わが国で初めての障害児育児書。障害児の発達上のつまずきを克服する途-その理論と生活の場での取りくみをやさしく示す。

【目次】
第一章 子どもの発達と「障害」
《プロローグ》
一 「障害」と「発達の遅れ」
二 「障害」は軽くなり、なおることもある
第二章 子どもの発達にとって大切なこと
一 子どもの発達を害すること
1 「個人差」のあることを理由として発達の遅れの見落としをしないこと…
2 子どもの発達における最初の二大被害-ミルクほ育とテレビなどの器機音と-
3 おとなとの遊びの形成の遅れとその不足と、人間関係のゆがみ
4「はう」ことの不足、特に「歩行器」の使用と「座居いざり」の弊害
5 手・指の外界への操作性、特に母指と指示の指尖対向のよる働きの不足と遅れ
-このことは、発語から対話までのことばの獲得も遅れさせます-
6 食事と排泄など、生命と発達に関する基本的な生活習慣の形成の遅れと、子ども    の全体的遅れ…
二 子どもの発達の基本的な遅れ
1 「直立」の確立の遅れ
2 正常な「歩行」の確立の遅れ
3 母指と指示の指尖対向と操作性の獲得の遅れ
4 「集団と遊び」の形成の遅れ
5 食事・排泄・手伝いなどの「基本的生活習慣」の形成の遅れ
第三章 三歳過ぎても「対話」のできない子どもと「障害児」
一 ことばの発達の遅れやすいこ子どもたち
二 子どもの発達の留意点と注意を要する子どもたち
1 胎児を育てる母体の課題と子どもの生まれでた際の力の弱さと「障害」
2 生後四か月ないし五か月ころ、おとなしくしている子ども
3 歩くまでに、しっかりはわない子ども
4 そしゃく力弱い子ども
第四章 「障害児」の保育・教育の方法
一 生活の場における保育の方法
1 「障害」の克服には生活の場が中心になる
2 「障害児」を持つおかあさんの家庭での取りくみ
3 「障害」を持つ幼児・学童との一日の生活の仕方
二 公的な保育・教育の方法
1 「障害児」保育・教育の当面する矛盾
2 「障害」の克服は生活の場が大切
3 指導者自身が子どもを判断する力を
4 「障害児」の保育・教育の基礎
5 指導を考える上の大切な原則
6 「障害児」保育・教育の計画
7 「教育実践目標」と「教育活動の普通教育における構造」
8 子どもの発達と「共同教育」
9 学習課題と集団と道具の媒介
10 「幸福追求権」の常時保障を

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