真理と政治/政治における嘘

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  • サイズ 46判/ページ数 200p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622097112
  • NDC分類 311
  • Cコード C1031

出版社内容情報

国際政治であれ日本政治であれ、またそれに対応・反復・拡大・拡散するメディアやSNSの力も大きく影響して、(少なくとも)政治にかかわる出来事や事象をめぐって嘘が事実となり、事実や真実は嘘あるいは無となり…という状況の中でわれわれは今を生きている。
そこで、『エルサレムのアイヒマン』をめぐるバッシングと論争を機縁として書かれた、政治哲学者アーレントの精髄をしめす代表的試論「真理と政治」(1967)および、その4年後に書かれた「政治における嘘――国防総省秘密報告書(ペンタゴン・ペーパーズ)についての省察」(1971)の二篇をあらためて読んでみたい(それぞれ『過去と未来の間』『暴力について』より収録)。
「ポスト・トゥルース」や「フェイク・ニュース」といった新語が話題になり、「ポピュリズム」と呼ばれる政治現象が世界中で台頭し、デモクラシーあるいはリベラリズムが機能不全におちいっているかに見える現在、事態のあり方と意味を考えるためにも。

内容説明

現代世界における政治的出来事と事実と嘘のあり方は、どのようになっているか。アーレントの代表的試論「真理と政治」「政治における嘘」の二篇を読み、考える。

目次

政治における嘘―国防総省秘密報告書についての省察
真理と政治

著者等紹介

アーレント,ハンナ[アーレント,ハンナ] [Arendt,Hannah]
1906‐1975。ドイツのハノーファーに生まれる。ナチ政権成立後(1933)パリに、1941年にアメリカに亡命。バークレー、シカゴ、プリンストン、コロンビア各大学の教授・客員教授、ニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチの哲学教授などを歴任した

引田隆也[ヒキタタカヤ]
1953年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。政治思想史・政治理論専攻。元東京国際大学教授

山田正行[ヤマダマサユキ]
1957年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。政治思想史・政治理論専攻。東海大学名誉教授

國分功一郎[コクブンコウイチロウ]
1974年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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いとう・しんご singoito2

8
表題のうち、前者は「過去と未来の間」に、後者は「暴力について」に既訳の論文で、それぞれの改訳。2論文と同じくらいの分量の訳者あとがきと解説がついている。なんとなく中途半端な感じでした。2025/03/30

遊動する旧石器人

1
2024年7月10日第1刷発行。ポスト・トゥルースの時代に読まれるべき2篇として選集されたハンナ・アーレントの嘘に対する1冊。敵を欺く嘘から味方を欺く嘘へ。自己欺瞞に満ちたポスト・トゥルースの時代において、考えないを選択する大衆。近代という人間の理性を信じた時代は、理性はあろうことか考えることをやめてしまった怠惰な人間の時代へと行き着いた。超古代文明が滅びたとされる理由とシンクロする現代。どこかの時点で、裁きの雷が落ちないと気付かないのかも知れない。それ回避するには、倫理資本主義や交換様式Dの徳を要する。2024/09/24

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