内容説明
戦後から現代までに培われた日本の社会福祉分野における研究蓄積の中から、重要論稿を精選・収録。社会福祉研究のエッセンスがここに集結。
目次
第1部 ケアの思想
第2部 ケアの利用と家族介護
第3部 ケアの結合とトータルな支援
第4部 ケアの質
第5部 ケア労働とケアワーカー
第6部 相互行為としてのケア
著者等紹介
副田あけみ[ソエダアケミ]
1979年、東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。東京都立大学人文学部助手、東京都立大学人文学部教授を経て、首都大学東京都市教養学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ブルーツ・リー
4
内容が多岐に渡るので、特に印象に残った事を。 介護が必要になった高齢者の介護を担うのは、介護福祉法が通った今でも、主に、女性。 未だに性役割の中にがんじがらめになっているというのもあるが、これは女性の側が抑圧されているというだけの問題ではなく、「母性」を介護の原動力とした場合、介護を受ける男性は「大きな子供」になってしまうという。 これは、男性の側から言っても、人生の最後に、人間としての尊厳を傷つけられる事にはならないか。 女性のためだけではなく、男性のためにも、介護の性役割が変わって行く事が求められる。2022/06/02
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