出版社内容情報
100名以上の有識者に、新刊・既刊を問わず、2023年にお読みになった本のなかから、印象深かったものを挙げていただきました。
内容説明
139名の方々に、新刊・既刊を問わず、2023年中にお読みになった本のなかから、印象深かったものを、挙げていただきました。
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本屋のカガヤの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
92
いつもですと「月刊みすず」の1・2月特集号となるのですが、その月刊誌が昨年休刊となってしまい、このアンケートのみを出版するということになったようです。「識者が選んだ」と副題にある通りにここに掲載されている本は非常に硬い本ばかりで、私が読んでみようという本は10冊にもなりません。ただここに書かれている内容は読んでいても参考になります。鎌田浩毅先生の読まれた本は読みたい気がしました。2024/02/23
秋 眉雄
18
夕餉の友としてテーブルに置きっぱなしの一冊でした(なんとか2024年中に読み終えたかったんですが、二日間に合わず)。またこの本かと思うほど幾人もが挙げていて目についたのは『ヤーコブソン/レヴィ=ストロース往復書簡』という、僕には縁もゆかりも無い一冊でした。2024年版はもうすぐ発売とのことです。2025/01/02
Sakie
11
月刊誌「みすず」で読んでみたいと思っていた読者アンケートは、月刊誌「みすず」が休刊になり、単独で冊子として発刊された。内容は、各界知識人139名が、2023年に読んだ本で印象深かった本を数冊挙げ、所感を添えるもの。寄稿した知識人のうち私が知っているのは数名で、挙げられた本に至っては700冊近いなかで数冊という、自らの教養と関心のへっぽこぶりを思い知らされた。絶版で読みそびれているイスラエル人作家アモス・オズは、取り寄せて読む。何人もが挙げたデイヴィッド・グレーバー「万物の黎明」は、ひきつづき頑張る。2024/03/19
きゅー
8
例年、月刊「みすず」の新年号に読書アンケートが掲載されていた。2023年8月号で「みすず」が休刊となったため、2024年は図書として発刊されることになった。という経緯からもこの一冊を楽しみにしていた読者は多かったのだろう。紹介されているのは学術的な図書が多く、自分の興味範囲のものは少ないのだが、そこからはみ出た何かを見つけたいと手に取ってしまう。各人それぞれの専門分野の本がおすすめされているのだが、そうした雑多なリストの中でも緩やかに2023年のキーワード的な何冊が見えてくるのも一興。2024/05/02
めーちゃん
4
識者139名中、顔まで思い出せるのは8名だけ。どの方も読まれている本が専門過ぎて追いつきません。手に取ってみたい本に限っては10冊ぐらいでした。2024/04/08