出版社内容情報
100名以上の有識者に、新刊・既刊を問わず、2023年にお読みになった本のなかから、印象深かったものを挙げていただきました。
内容説明
139名の方々に、新刊・既刊を問わず、2023年中にお読みになった本のなかから、印象深かったものを、挙げていただきました。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
87
いつもですと「月刊みすず」の1・2月特集号となるのですが、その月刊誌が昨年休刊となってしまい、このアンケートのみを出版するということになったようです。「識者が選んだ」と副題にある通りにここに掲載されている本は非常に硬い本ばかりで、私が読んでみようという本は10冊にもなりません。ただここに書かれている内容は読んでいても参考になります。鎌田浩毅先生の読まれた本は読みたい気がしました。2024/02/23
Sakie
11
月刊誌「みすず」で読んでみたいと思っていた読者アンケートは、月刊誌「みすず」が休刊になり、単独で冊子として発刊された。内容は、各界知識人139名が、2023年に読んだ本で印象深かった本を数冊挙げ、所感を添えるもの。寄稿した知識人のうち私が知っているのは数名で、挙げられた本に至っては700冊近いなかで数冊という、自らの教養と関心のへっぽこぶりを思い知らされた。絶版で読みそびれているイスラエル人作家アモス・オズは、取り寄せて読む。何人もが挙げたデイヴィッド・グレーバー「万物の黎明」は、ひきつづき頑張る。2024/03/19
古本虫がさまよう
3
「識者」といっても、「進歩的文化人」が多いけど、知らない良書をあげる人も多く、下手撃つ鉄砲~ではないが、読んで損はしない(自著をことさら紹介するマナー違反の「識者」もいる?)。そういう進歩的文化人が推奨する本でも、へぇ?そんな観点からそんな屁理屈を述べる人もいるんだ、ちょっと読んでみようかなという気にもなるものもある。 この本はヘイト本だとか、この本はアカ本だとか、単純に決めつけずに、とにかく一読してみて、やっぱりそうだったとか、盗人にも三分の理はあるかなとか感得すればいいのだから。2024/04/10
めーちゃん
2
識者139名中、顔まで思い出せるのは8名だけ。どの方も読まれている本が専門過ぎて追いつきません。手に取ってみたい本に限っては10冊ぐらいでした。2024/04/08