目次
第1部 生の力動態勢と精神障害における誤用(精神障害の対人関係理論;昇華、強迫症、早期関連づけ過程;選択的非注意;心気症、嗜虐症、妄想症的展開;“情動”の諸力動態勢 ほか)
第2部 各種臨床単位への治療的接近―臨床単位とは生の困難のパターンである(臨床単位は治療における引照枠の一つである;ヒステリー;強迫症;躁鬱病;分裂病、妄想症状態および関連病態群 ほか)
著者等紹介
サリヴァン,ハリー・スタック[サリヴァン,ハリースタック] [Sullivan,Harry Stack]
1892‐1949。アメリカのニューヨーク州中央部に、アイルランド系移民の子として生れる。1917年シカゴ医学校を卒業、軍医を経て1923年頃から1930年にわたりシェパード・アンド・イノック・プラット病院に勤務。入院中の分裂病患者に対するインテンシヴな精神療法的接近を試みた。1930年代にはニューヨークで開業医として強迫神経症の治療にあたり、38年に発刊されたPsychiatry誌の主筆となる。社会科学との交流、政治精神医学という新しい領域への活動を行ったが、1949年国際会議に出席のためパリに滞在中客死した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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