出版社内容情報
インド哲学の各学派の研究者から新進気鋭の専門家を結集し、インド哲学に興味のある哲学好きに向けて、西洋哲学とのつながりを意識しながら、存在や世界、認識や言語や論理を対象にそれぞれの思想をできるだけ平易に解説する。
内容説明
目がくらむようなインド哲学の世界!「哲学」に興味のある読者にインド哲学を届けるため、各学派を専門とする新進気鋭の研究者の力を結集し、存在論・認識論・言語論の3つのテーマについてそれぞれの立場から論じる。
目次
1 何が存在するのか?(ヴァイシェーシカ学派のカテゴリー論;サーンキヤ哲学の展開説は何を語っているのか;「ある」ということ―説一切有部の場合;唯識学派の心一元論;ブラフマン一元論学派における現象世界の形成理論―映像説による主宰神・個我の成立;シヴァ教の一元論)
2 いかに認識するのか?(仏教認識論における知覚の定義とアポーハ論;世界は多面的である―ジャイナ教の認識論と論理学;古典インドの情報理論―真偽の自律他律論題)
3 いかに言表するのか?(文法学派における言葉と意味;ミーマーンサー学派の言語哲学と行為論;中観派における言語批判―その方法と目的)
著者等紹介
桂紹隆[カツラショウリュウ]
1944年生まれ。トロント大学大学院博士課程修了。広島大学・龍谷大学名誉教授
片岡啓[カタオカケイ]
1969年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。九州大学教授
護山真也[モリヤマシンヤ]
1972年生まれ。ウィーン大学大学院博士課程修了。信州大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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