出版社内容情報
「仕事の未来[についての]経済学の最先端だ」
ローレンス・H・サマーズ(ハーヴァード大学教授)
機械が人間の仕事を徐々に浸食し、人間が機械に使われるようになりつつある時代が近づいてきている。労働が人と人とを結びつけていた時代が終わったとき、これまでの社会政策は、いったいどのように変化していくべきなのだろうか? 新進気鋭の経済学者が「ALM仮説」「摩擦的テクノロジー失業」といった経済学的知見と、AI革新を結びつけ、21世紀の新たな「大きな政府」像を提示する。
内容説明
本書は、現代における最大の経済的試練の一つをテーマとしている。迫り来る驚くべき技術革新によって、働いて稼ぎを得るということを全員が全員行なえるわけではない世界が来たら、その先はどうするのか。イギリスの新進気鋭の経済学者が、来たるべき“所得分配国家”“資本分配国家”“労働者支援国家”を描きだす。『フィナンシャル・タイムズ』ビジネスブック・オブ・ザ・イヤー、『フォーチュン』ベストブック、英『タイムズ』ベスト・ビジネスブック。
目次
1 背景(杞憂の歴史;労働の時代―エイジ・オブ・レイバー;人工知能の実用主義者革命;機械への過小評価)
2 脅威(タスク浸食;摩擦的テクノロジー失業;構造的テクノロジー失業;テクノロジーと不平等)
3 対策(教育と、その限界;大きな政府;ビッグテック;生きる意味と生きる目的)
著者等紹介
サスキンド,ダニエル[サスキンド,ダニエル] [Susskind,Daniel]
オックスフォード大学経済学フェロー、同大学のAI倫理研究所シニア・リサーチ・アソシエイト、キングス・カレッジ・ロンドン訪問教授。イギリス政府の首相戦略ユニット、官邸政策ユニット、内閣府などに勤めたのち現職
上原裕美子[ウエハラユミコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やすお
yes5&3
地に足をつけて生きたい
takao
ミガーいち