出版社内容情報
庄内のワラサ、パリのオムレツ。マルフーガの揚げもの、アサリ2キロのスパゲッティ。蒸したカリフラワーのピュレ。ファストフードの叙情。怪食、快食、絶倫食。エル・ブリと新スペイン料理。水のごとき酒。福島以後の食の幸福……。美味いもの、美味い酒には目がない気鋭の映画批評家が、料理本や料理エッセイを批評的に読む。「料理を作る・食べる・もてなす」ことに人生を捧げてきた人びとへの熱いオマージュ。
内容説明
小田原のサバ、ファッションフード、福島のスローフード、ジャンクフードの叙情、一汁一菜、蒸したカリフラワーのピュレ、アサリ二キロのスパゲッティ、マルフーガの揚げもの、どんぶりの味、怪食、快食、絶倫食、庄内のワラサ、エル・ブリと新スペイン料理、水のごとき酒…。美味い料理、美味い酒には目がない気鋭の映画批評家が、料理本や料理エッセイを批評的に読む。食の素材、味、調理法、さらには食文化のあり方をめぐる、驚きと発見に満ちた考察。
目次
第1章 いろいろなおいしいのあいだを漂う(元天使のコーヒー;料理再入門;ファッションフード ほか)
第2章 作家論+α(記憶の扉を開く味―高山なおみ;引き算の料理―細川亜衣;レシピ本のなかのありえない数値 ほか)
第3章 ちがいを感じ、考える(習慣の裏をかく―エル・ブリ;サンドイッチ考;まぼろしの味―勝見洋一 ほか)
著者等紹介
三浦哲哉[ミウラテツヤ]
青山学院大学文学部比較芸術学科准教授。映画批評・研究、表象文化論。1976年福島県郡山市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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