外地巡礼―「越境的」日本語文学論

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  • サイズ 46判/ページ数 303p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622086321
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0098

出版社内容情報

佐藤春夫からリービ英雄、温又柔へ。旧植民地・占領地のみならず北海道・沖縄、海外移住地を舞台に織り成された東アジア移動文学論。

内容説明

森鴎外、佐藤春夫から津島佑子、リービ英雄、温又柔へ。旧植民地・占領地のみならず北海道・沖縄、海外移住地を舞台に織りなされた「東アジア」移動文学論。

目次

1(日本語文学の拡散、収縮、離散)
2(脱植民地化の文学と言語戦争;元日本兵の帰郷;先住民文学の始まり―『コシャマイン記』の評価について)
3(台湾文学のダイバーシティ 二〇一六年七‐十月の日録より)
4(暴れるテラピアの筋肉に触れる;島尾敏雄のポーランド;女たちのへどもど;後藤明生の“朝鮮”)
5(外地巡礼―外地日本語文学の諸問題;ブラジル日本語文学のゆくえ;外地の日本語文学―ブラジルの日本語文学拠点を視野に入れて)

著者等紹介

西成彦[ニシマサヒコ]
1955年岡山県生まれ。兵庫県出身。東京大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化博士課程中退。1984年より、熊本大学文学部講師から助教授、1997年より、立命館大学文学部教授を経て2003年より同大学院先端総合学術研究科教授。日本比較文学会会長。専攻はポーランド文学、比較文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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踊る猫

35
ぼく自身の悪しき傾向として、ついつい文学を政治から切り離して愛でてしまうところがある。だが(むろん、どの角度からどれだけの深度で学ぶか・学びうるかにもよるが)文学がその時の状況と鋭敏に切り結ぶものであり、したがって政治や風俗とインタラクティブに働き合っていることもまた自明の理ではないだろうか。西成彦のこのきわめて鋭利な書物は安寧に文学を愛でるこのぼく自身のその安直さを「斬り」、日本文学が実に多彩に力関係・力学によって動かされてきた(からこそ多彩な可能性を秘める)ものであることを伝える。実に刺激的な書と映る2024/07/28

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