果報者ササル―ある田舎医者の物語

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果報者ササル―ある田舎医者の物語

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622085522
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0098

内容説明

ブッカー賞作家ジョン・バージャーと写真家ジャン・モアが、一人の田舎医者の姿を通して人間と医療の本質を浮彫にした傑作ドキュメント。舞台はイングランド南西部の小村。階級社会の最下層に生きる村人たちは、貧困やそれに伴うさまざまなスティグマに絡めとられている。医師ササルはその村に住みつき、傷を負った者、死に瀕する者、孤独な者のケアに当たる。ササル医師が村人との間に築いた稀有な関係性を、二人のアーティストが透徹した視線で記録する。本書の観察は、人間の生の価値の観念を押し広げるような数々の気づきを含んでいる。治療者とはいかなる存在なのか。他人を癒すことで癒される生、それを限りなく探り究めようとする者の幸福とその代償について、ササル医師は美しくも戦慄すべき事例を提供しており、読後も一巻全体から受けた衝撃が後を引く。原著は1967年刊。以来読み継がれ、今日の極度にマニュアル化された医療に対してますます深く問いかける。静謐でありながら強烈なメッセージを放つ一冊。

著者等紹介

バージャー,ジョン[バージャー,ジョン] [Berger,John]
1926年、ロンドン生まれ。小説家・評論家・詩人。著作には、小説、詩、戯曲・シナリオ、美術や視覚メディアに関する評論、社会学的な研究としてのノンフィクションなどがある。1972年に小説G.(Weidenfeld&Nicolson,1972)でブッカー賞受賞(栗原行雄訳『G.』新潮社、1975)。70年代半ばにフランス・アルプスの小村ヴァレー・デュ・ジッフルに移り住み、以来そこで農業をしながら多彩な表現活動を続けている

モア,ジャン[モア,ジャン] [Mohr,Jean]
1925年、ジュネーヴ生まれ。写真家。パレスチナ難民の写真は1949年に赤十字国際委員会(ICRC)の仕事に関わって以来撮り続けており、ICRCのほかに、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)など、人道支援機関との仕事をキャリアを通じて続けている

村松潔[ムラマツキヨシ]
1946年、東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

ブッカー賞作家J・バージャーと写真家ジャン・モアが、一人の田舎医者の姿を通して人間と医療の本質を浮彫にした傑作ドキュメント。 ブッカー賞作家ジョン・バージャーと写真家ジャン・モアが、一人の田舎医者の姿を通して人間と医療の本質を浮彫にした傑作ドキュメント。
 舞台はイングランド南西部の小村。階級社会の最下層に生きる村人たちは、貧困やそれに伴うさまざまなスティグマに絡めとられている。医師ササルはその村に住みつき、傷を負った者、死に瀕する者、孤独な者のケアに当たる。ササル医師が村人との間に築いた稀有な関係性を、二人のアーティストが透徹した視線で描写する。本書の観察は、人間の生の価値の観念を押し広げるような数々の気づきを含んでいる。
 治療者とはいかなる存在なのか。他人を癒すことで癒される生、それを限界を設けずに探究する者の幸福とその代償について、ササル医師は美しくも戦慄すべき事例を提供しており、読後も一巻全体から受けた衝撃が後を引く。
 「本書を読んで心を動かされない者は、医師になるべきではない。」(The Nation 誌)
 原著は1967年刊。以来読み継がれ、今日の極度にマニュアル化された医療に対してますます深く問いかける。静謐でありながら強烈なメッセージを放つ一冊。写真73点。

◆傑作。この本が1967年に刊行されたとき、それは作家と写真家のコラボレーションとして『名高き人たちをほめたたえん』(1941)以降もっとも重要な一歩を刻んだ本だった。信じられないことに、現在も同じ形容が当てはまる。──ジェフ・ダイヤー、1997年の評
◆私が世界中でもっとも好きな本の一つであり、常に、本がどのように書かれるべきか(そして写真はどのように使われるべきか)についてのインスピレーションであり続けている。──アラン・ド・ボトン
◆いたわりについて語ることで、読む者をして他人をいたわらせる本、深い癒しについて語ることで、読む者の魂を癒す本である。しかも、すでに50年近くを経ていながら、気味が悪いほどにタイムリーだ。──サイモン・ガーフィールド、2015年の原著新版への評
◆ジョン・バージャーは私にとって比類のない存在である──ロレンス以降、この世界の官能について、良心の要請を引き受けながらこれほどの注意力をもって書ける作家はほかにいない。──スーザン・ソンタグ

ジョン・バージャー[ジョン バージャー]
1926年、ロンドン生まれ。小説家・評論家・詩人。著作には、小説、詩、戯曲・シナリオ、美術や視覚メディアに関する評論、社会学的な研究としてのノンフィクションなどがある。70年代半ばにフランス・アルプスの小村ヴァレー・デュ・ジッフルに移り住み、以来そこで農業をしながら多彩な表現活動を続けている。

ジャン・モア[ジャン モア]
1925年、ジュネーヴ生まれ。写真家。バージャーとの共作に、A Fortunate Man: The Story of a Country Doctor (Penguin, 1967)〔村松潔訳『果報者ササル――ある田舎医者の物語』みすず書房、2016〕、A Seventh Man: Migrant Workers in Europe (Penguin, 1975)、Another Way of Telling (Pantheon, 1982)、および、モア自身が大手術を受けた後に「世界の端」と呼びうる場所を再訪して制作したAt the Edge of the World (Reaktion Books, 1999)などがある。また、エドワード・サイードとも共作After the Last Sky: Palestinian Lives (Pantheon, 1986)がある。

村松潔[ムラマツキヨシ]
1946年、東京生まれ。訳書に、シャルル・ペロー『眠れる森の美女――シャルル・ペロー童話集』(2016)、ジュール・ヴェルヌ『海底二万里』(上下巻、2012)(以上、新潮文庫)、イアン・マキューアン『未成年』(2015)、ジョン・バンヴィル『いにしえの光』(2013)、マイケル・オンダーチェ『ディビザデロ通り』(2009)(以上、新潮クレスト・ブックス)、トマス・H. クック『サンドリーヌ裁判』(早川書房、2015)、ジョン・バージャー/ジャン・モア『果報者ササル――ある田舎医者の物語』(みすず書房、2016)ほか多数。

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