神谷美恵子コレクション<br> 本、そして人―神谷美恵子コレクション

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神谷美恵子コレクション
本、そして人―神谷美恵子コレクション

  • 神谷 美恵子【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • みすず書房(2005/07発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 349,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622081852
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0311

内容説明

「私は失敗ばかりしてきたような気がするが、その苦悩のなかで、ほんの少しばかり自分の頭でものを考えることができるようになったような気がする。それというのも、自分の頭でというよりは、多くの「精神的恩人」が心に残していってくれたものによるのだろう」結核療養期を支えてくれた「恩人」マルクス・アウレリウス、一生を決めるほどの「電撃」をうけたプラトンをはじめ、人生の折々に神谷美恵子を助け、つくりあげた本、そして人。新編集で贈るエッセイ集。

目次

「存在」の重み―わが思索 わが風土
生きがいの基礎
ヒルティの恩
『ポリテイア(国家)』今昔
ミッシェル・フーコーとの出会い
V.ウルフの夫君を訪ねて
癩園内の一精薄児
島の診療記録から
蔦の話
心に残る人びと〔ほか〕

著者等紹介

神谷美恵子[カミヤミエコ]
1914‐1979。1935年津田英学塾卒、コロンビア大学に留学。1944年東京女子医専卒、同年東京大学医学部精神科入局。1952年大阪大学医学部神経科入局。1957‐72年長島愛生園勤務。1960‐64年神戸女学院大学教授。1963‐76年津田塾大学教授。医学博士。1979年10月22日没
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感想・レビュー

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Gotoran

35
神谷美恵子コレクション(全5巻)の最終巻、神谷美恵子著作集5・6を中心に、出会った本や人について著者が感じ思索を巡らせたエッセイ、加えて同じ精神科医で文筆家の中井久夫の解説と神谷美恵子の本棚を収録。著者が人生の折々で助けられ自己の信念を作り上げた本、そして人。随所に著者の誠実さ・ひたむきさ・永遠に輝く魂を感じることが出来た。気付き・学びに溢れた本書をキー・ブックにして、著者の足跡を追ってみたい。まずは、新渡戸稲造、マルクス・アウレーリウス、ミッシェル・フーコー当たりから。2014/07/08

ココマ

13
著者には運と知性に恵まれた「文学的な聖女」のイメージがあったのだが、実際の彼女は自らを厳しく一生勉強に追い立てつつ、どこでも異邦人のような感覚で生きたのではないだろうか、と考えさせられた。本書は自身の不安定な幼少期の話から始まる。そして彼女と接点のあった有名人物達の解析も出てくるがいずれも孤高故の孤独、愛への切望等、人間らしい心の奥の話である。人は何かの役に立たなければ生きる価値がないのか、と長年の彼女の疑問が切なく繰り返し出てくる一方、全ての人に自分独自の道を歩んでいく強さを与える不思議な本でもある。2019/07/05

Susumu Kobayashi

7
神谷美恵子コレクション5。著者の専門である精神医学からはずれた分野について書かれたものが多数まとめられている。肺結核になりながらも、後年大成することができたのは、当人の資質・努力はもちろん、環境の影響も大きい。「ともかく口だけでいうなら誰でも立派なことを言えます。けれども自分の全生涯をもってそれを行動にあらわすのは、むつかしいことだと思います。(中略)毎日の生き方の中で、自分の内なるものを外にあらわすということが一番むつかしいことであり、同時に一番貴いことだと考えています」(p. 137)。2018/10/30

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