池内紀の仕事場〈4〉自由人の暮らし方

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  • サイズ B6判/ページ数 306p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622081340
  • NDC分類 081.6
  • Cコード C0395

内容説明

散歩の達人=素白先生や辻まことの肖像から笑う哲人=フリーデルにリヒテンベルク、そして小林太市郎・長谷川四郎まで。世俗に隠れた稀有の単独者と歩く。

目次

1 素白先生の散歩(素白先生;野尻抱影;内田百〓(けん) ほか)
2 道化のような歴史家(ガレッティ先生;リヒテンベルク;チェーホフ ほか)
3 辻まことの肖像(ヤマノヒト;おやじについて;ある戦後 ほか)

著者等紹介

池内紀[イケウチオサム]
1940年、兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者。エッセイスト。1966~96年、神戸大、都立大、東大でドイツ語、ドイツ文学の教師。その後は文筆業。主な著書、『諷刺の文学』(1978年・白水社・亀井勝一郎賞)、『ゲーテさん こんばんは』(2001年・集英社・桑原武夫学芸賞)など。主な訳書は、ゲーテ『ファウスト』(1999年・集英社・毎日出版文化賞)、『カフカ小説全集』(全6巻・2000/2002年・白水社・日本翻訳文化賞)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

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自由人とはいったいどんな人なんだろうか? 厭人癖をもった付き合いにくい人間か? それとも…… これは難問である。考えても容易には答えは見つからないだろう。そこで、一つの解決法は具体的な例を挙げることだろう。たとえば、素白先生に野尻抱影、吉田健一、内田百間、小林太市郎、辻まことからフリーデルやリテンベルク、チェーホフなど。これらの人びとは「共通して敏感な神経と鋭い感性をそなえていた。とともに、それをつつみこむ何かをもち、独特のスタイルで文をつづった。さいわいにもこのタイプは、しかつめらしいお説教をしない。意味ありげな訓戒をたれたりもしない。木の葉のように軽妙で、生得のユーモアをもち、風にしなる枝のようにやわらかい」――どうです、読みたくなったでしょう。本書は、日常を稀有の単独者と歩くための恰好の道案内です。


池内紀(いけうち・おさむ)
1940年、兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者。エッセイスト。1966~96年、神戸大、都立大、東大でドイツ語、ドイツ文学の教師。その後は文筆業。「池内紀の仕事場」収録以外の主な著書、『ウィーン・都市の詩学』(1973年・美術出版社・ちくま文庫)、『諷刺の文学』(1978年・白水社・亀井勝一郎賞)、『ぽくのドイツ文学講義』(1996年・岩波書店)、『ゲーテさん こんばんは』(2001年・集英社・桑原武夫学芸賞)など。主な訳書は、カネッティ『眩暈』(1972年・法政大学出版局)、ロート『聖なる酔っぱらいの伝説』(1989年・白水社)、ゲーテ『ファウスト』(1999年・集英社・毎日出版文化賞)、『カフカ小説全集』(全6巻・2000/2002年・白水社・日本翻訳文化賞)など。


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池内 紀の本:
『池内紀の仕事場』全8巻