内容説明
災害の本質、死と生存、立ち退きと再定着など、災害の諸相をくまなく考察。被災者の喪失感や仮住い問題からボランティアのストレスまで。詳細なデータを元に、心のケアの重要性を示す。
目次
1 災害の体験(災害の本質;災害の予期;衝撃と余波;死と生存;喪失と悲嘆;立ち退き・仮住まい・再定着;子供・老人・家族)
2 被災者の救済(精神衛生と適応;被災者と救援者;被災社会の精神衛生;災害と政治;結び―人間とカタストロフィ)
著者等紹介
ラファエル,ビヴァリー[ラファエル,ビヴァリー] [Raphael,Beverley]
1957年オーストラリア・シドニー大学医学部卒業。医学博士(精神医学)。ニューキャッスル大学医学部教授(1978‐87)、オーストラリア予防精神医学センター所長(1978‐87)、オーストラリア・ニュージーランド精神科医師会長(1983‐85)、クイーンズランド大学医学部精神医学科主任教授、国立ブリスベーン病院精神科医長などを歴任、クイーンズランド大学名誉教授
石丸正[イシマルタダシ]
1930年愛媛県宇和島市に生れる。1953年東北大学文学部英文科卒業。読売新聞社英字新聞部次長などを経て、松山東雲女子大学名誉教授(時事英語学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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