朝日新書<br> カミングアウト

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朝日新書
カミングアウト

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022737663
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0236

出版社内容情報

自分が性的少数者であることを、打ち明けること──それは自己を引き受けると同時に必然的にわたし/あなたの関係の再構築を要請する。ときには関係の破綻に至ることを覚悟しながら、人は「告白」する。「再?関係」をめぐる葛藤を、実例に沿って描く。

内容説明

自分が性的少数者であると打ち明けること。それは必然的にわたし/あなたの関係の再構築を要請する。拒絶されるかもしれない。でも、本当の自分を受け入れてほしい―躊躇いながらカミングアウトを決断した人たちと、その家族。両者の葛藤の先に何が待っているのか。8つのストーリーから探る、カミングアウトの現在。

目次

1章 出会う―性を考えるための基礎知識(カミングアウトは、「新しい出会い」;「同性愛は精神病?」―40パーセントが、「わからない」と回答 ほか)
2章 共有する―カミングアウトする「理由」(異性愛者はカミングアウトしない;異性愛者と誤解されること ほか)
3章 向き合う―打ち明けられた側の戸惑い(家族ゆえの難しさと大切さ;描いていた未来像とのギャップ ほか)
4章 ともに変わる―関係の再構築へ(自他の変化としてのカミングアウト;承認される関係の拡大 ほか)
5章 あなたから世界へ―誰もが生きやすい社会(法や制度はなぜ重要か;外国人の在留資格 ほか)

著者等紹介

砂川秀樹[スナガワヒデキ]
文化人類学者・博士(学術)。1966年、沖縄県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科満期退学。1990年よりHIV/AIDSの民間活動に参加し、94年より「ぷれいす東京」で活動。2000年に「東京レズビアン&ゲイパレード」(後の東京プライドパレード)の実行委員長、05~06年、09~10年に同パレードの母体団体TOKYO Prideの代表を務めた。2011~16年、沖縄でLGBTに関する市民活動を行い、13~17年、「ピンクドット沖縄」を共同代表として実現(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GAKU

47
筆者含め同性愛を親や家族にカミングアウトした実例、「カミングアウト・ストーリー」が各章に挙げられている。カミングアウトする側、される側の心の描写が細かく丁寧に書かれている。またLGBTに関しても分かり易く説明されていて、勉強になった。私自身は家族や友人にカミングアウトされても、「あなたはあなたで、今まで通りと何ら変わらないよ。」とう意識でいる。しかし「カミングアウト・ストーリー」を読む限り、現在でも当の本人にとっては辛く、悩み、カミングアウトするという事はかなり勇気と覚悟がいるのだなと感じた。⇒2019/09/07

けいご

33
なぜLGBTQを学ぶ必要があるのか?何故ならこの事を学んで行く事で実はLGBTQだけに限らず、あらゆる社会生活の中で人間が人間として生きていく為に必要な理解力を身につけることが出来るからだ。老若男女、人と何かが違うたったそれだけの事でイジメや迫害が生まれてくるのがこの社会。男・女・子供・大人・金持ち・貧乏人とどんなに線引きを行ったとしてもその全ては「みんな人」。目の前の人はどんな人でも人である事を正しく認識できる、そんな世界になればいいっと思った1冊★2023/12/06

ホシ

25
今学期は総数約180名の学生に日本語を教えています。これらの中には性的マイノリティの学生もおそらくいるはず。教壇に立つ教育者の端くれの一人としてLGBTについて正確な知識を身につけようと読みました。まずはLGBTについて知り、差別的な言動をしないこと。そして、カミングアウトする、しないの二者択一的な選択を迫るのではなく、カミングアウトしたい時に、高い障壁を感じる事なく気軽にカミングアウトできる社会造成を目指すべきこと。これが重要だと受け止めました。とても啓蒙される本です。2018/11/26

香菜子(かなこ・Kanako)

24
カミングアウト。砂川秀樹先生の著書。同性愛者、LGBT、性の多様性への理解が少しずつ高まってきたとはいえ、性的少数派がカミングアウトしたり、カミングアウトされたりといった機会は日本社会ではまだ多くないのかもしれません。カミングアウトする側とカミングアウトされる側が互いに寄り添って共感し合うことが何より大切であると気付かされました。2018/08/09

はづき

15
カミングアウトするとは新たな関係を作り直すこと。自分の最も柔らかいところを託すために真剣に相手に向きあった行為。知識がないと、例えば親なら子どもに幸せになってほしいがために逆に傷つけてしまうこともあるから、こういうふうに正しい知識を得ることは大切。同性愛に限らず、信頼のなかに関係性をつくっていくために必要なことを考えられる大切な読書体験でした。2018/05/10

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