出版社内容情報
コロンブス、コルテス、デ・ソト、ワシントン、フランクリン…。アメリカ大陸400年を代表するアメリカ人を活写する新世界の叙事詩
アメリカのモダニズムを代表する詩人が1925年に刊行した、歴史エッセイの名著。コロンブス、コルテス、デ・ソト、シャンプラン、ラル、ワシントン、フランクリン、ポー、リンカン――大航海と征服時代から独立革命、南北戦争まで、アメリカ大陸400年の歴史を形作ってきた代表的アメリカ人(探検家、入植者、宣教師、軍人、政治家、詩人など)を取り上げ、今に生きる伝統を再構築する、新世界の叙事詩。本邦初訳。
1 赤毛のエイリーク
2 インドの地の発見 クリストファー・コロンブス
3 テノチティトランの破壊 コルテスとモクテスマ
4 永遠の若さの泉 フアン・ポンセ・デ・レオン
5 デ・ソトと新世界
6 ウォルター・ローリー卿
7 メイフラワー号の旅
8 ケベックの創設 サミュエル・ド・シャンプラン
9 メリー・マウントのメイポール トーマス・モートン
10 コットン・マザーの不可視の世界の驚異
I 魔術との遭遇
?U セーレムでのブリジェット・ビショップの裁判
スザンナ・マーティンの裁判
?V 珍奇な事ども
11 セバスチャン・ラル神父
12 ケンタッキーの発見 ダニエル・ブーン
13 ジョージ・ワシントン
14 貧しいリチャード ベンジャミン・フランクリン
15 ボノム・リシャール号とセラピス号の戦い ジョン・ポール・ジョーンズ
16 ジャカタクア
17 歴史の効験 アーロン・バー
18 奴隷の到来
19 下降
20 エドガー・アラン・ポー
21 エーブラハム・リンカン
訳者解説
内容説明
新大陸の発見、先住民の征服、ピューリタンの上陸、西部開拓、独立革命、南北戦争―新世界はかれらの手で創られた。詩人の直感が捉えた、アメリカ史の精髄。
目次
赤毛のエイリーク
インドの地の発見―クリストファー・コロンブス
テノチティトランの破壊―コルテスとモクテスマ
永遠の若さの泉―フアン・ポンセ・デ・レオン
デ・ソトと新世界
ウォルター・ローリー卿
メイフラワー号の旅
ケベックの創設―サミュエル・ド・シャンプラン
メリー・マウントのメイポール―トーマス・モートン
コットン・マザーの不可視の世界の驚異〔ほか〕
著者等紹介
ウィリアムズ,ウィリアム・カーロス[ウィリアムズ,ウィリアムカーロス] [Williams,William Carlos]
1883‐1963。20世紀アメリカを代表するモダニズム詩人。ニュージャージー州ラザフォードに生まれる。父親はイギリス人、母親はプエルトリコ人。1902年、ペンシルヴェニア大学医学部に入学。在学中にエズラ・パウンドと親交を結ぶ。卒業後はラザフォードに戻り、内科・小児科の開業医として生涯を送った。1915年、ニューヨークの前衛芸術家グループ(アレンズバーグ・サークル)に参加。エリオットやパウンドの、ヨーロッパ的伝統に根ざした革新ではなく、アメリカの現代口語を大胆に取り入れた新しい詩を模索し、戦後のビートニクやブラック・マウンテン派などに多大な影響を与えた
富山英俊[トミヤマヒデトシ]
1956年生まれ。東京都立大学大学院博士課程中退。現在、明治学院大学文学部教授。アメリカ詩研究、宮沢賢治研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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空虚
でろり~ん