ヘイト・スピーチという危害

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  • サイズ B6判/ページ数 293,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622078739
  • NDC分類 316.8
  • Cコード C0036

出版社内容情報

ヘイト・スピーチとは何か。それは社会の何を壊すのか。ヘイト・スピーチがもたらす危害の内容を明らかにし、法的規制の議論に応答

ヘイト・スピーチとは何か。それは社会の何を壊すのか。ヘイト・スピーチが不快感をもたらすことは規制の根拠にはならない。それは人の「尊厳」を傷つけるから規制されるべきなのである。ヘイト・スピーチが攻撃するのは、社会の基盤そのものである。ではヘイト・スピーチ規制と、表現の自由はどう両立するか。日本と同じくヘイト・スピーチ規制のないアメリカの議論を紹介し、ヘイト・スピーチの定義、その問題点、法規制の根拠を、様々な角度から明らかにする。

第一章 ヘイト・スピーチにアプローチする  
第二章 アンソニー・ルイスの『敵対する思想の自由』 
第三章 なぜヘイト・スピーチを集団に対する文書名誉毀損と呼ぶのか 
第四章 憎悪の外見
第五章 尊厳の保護か、不快感からの保護か
第六章 C・エドウィン・ベイカーと自律の議論
第七章 ロナルド・ドゥオーキンと正統性の議論 
第八章 寛容と中傷 
謝辞
訳者解説
原註
索引

内容説明

ヘイト・スピーチは社会の何を壊すのか。自由と規制の相克に向き合い、日本と同じくヘイト・スピーチ規制のないアメリカの議論や判例を紹介。ヘイト・スピーチの定義、その問題点、法的規制の根拠、そしてヘイト・スピーチの「危害」を明らかにする。

目次

第1章 ヘイト・スピーチにアプローチする
第2章 アンソニー・ルイスの『敵対する思想の自由』
第3章 なぜヘイト・スピーチを集団に対する文書名誉毀損と呼ぶのか
第4章 憎悪の外見
第5章 尊厳の保護か、不快感からの保護か
第6章 C.エドウィン・ベイカーと自律の議論
第7章 ロナルド・ドゥオーキンと正統性の議論
第8章 寛容と中傷

著者等紹介

ウォルドロン,ジェレミー[ウォルドロン,ジェレミー] [Waldron,Jeremy]
1953年生まれ。ニュージーランド出身の法学者。現在、ニューヨーク大学ロースクール教授。専門は憲法理論、法哲学、政治理論。ジョン・ロックの研究者であり、現代リベラリズムに属する理論家であると同時に、司法審査への反対論や対テロ戦争における人権侵害への批判でも知られる

谷澤正嗣[ヤザワマサシ]
1967年生まれ。現在、早稲田大学政治経済学術院准教授。専門は政治理論

川岸令和[カワギシノリカズ]
1962年生まれ。現在、早稲田大学政治経済学術院教授。専門は憲法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テツ

30
ヘイトスピーチと表現の自由との兼ね合い。ヘイトを垂れ流す方々、その活動だけに人生を賭けているような方々を眺めていると、今まで人生を歩んできてアイデンティティを確立させる方法がそれしか見つからなかったのかなと暗いきもちになる。何を言おうがどんな思想を持とうがそれは本人の自由ではあるのだけれど、単純なラベリングとカテゴライズの果てに生まれた憎悪に身を委ねることだけしか人生に楽しみがないのだとしたらそれは悲しいことだな。2018/05/15

takao

2
ふむ2022/07/29

アカギ4

0
色々な意見があるヘイト・スピーチ苦しむ人びとにどう寄りそうか。権力による言論抑圧の手段とならない形で、規制は可能なのか考えさせられる一冊です!2016/06/11

hideko

0
尊厳を侵すことはあってはならない。 自由の履き違え!2015/12/26

os

0
ヘイトスピーチを規制する法の意図は、憎悪という感情に介入することではなく、言葉を向けられた人々が尊厳を保ったまま日常生活を送れる安心を奪う危害を阻むことにある。といった話2015/08/07

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