地に平和を―エコロジー危機克服のための選択

地に平和を―エコロジー危機克服のための選択

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478870358
  • NDC分類 519
  • Cコード C0036

目次

1 地球環境への攻撃
2 いま環境に何が起こっているか
3 予防を忘れた治療
4 道徳の混乱と科学の欺瞞
5 環境重視の技術転換
6 ゴミ危機を防ぐ
7 人口爆発と環境危機の真実
8 環境保護はなぜ失敗したか
9 新しい生産システムをめざして
10 環境のための民主主義革命

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

taming_sfc

0
バリー・コモナーによる1994年の著作。本来循環を旨とする生命圏と、資源の搾取→商品化→廃棄という直線的な技術圏を対比し、地球環境問題を論じる。環境重視の技術転換を詳述した第5章は、中央集権的な発電から、分散型の太陽光発電への移行といった「環境重視の技術転換」について論じており、15年前にすでに現在の日本の状況を見通していたようである。原発は、その外部費用を考慮に入れれば、経済的にペイしない点も指摘されている。人口増加に対する先進国側の主張の欺瞞についても喝破しており、人口・資源・環境学徒必読の書である。2011/04/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1403764
  • ご注意事項