出版社内容情報
伝説的大指揮者の出生国で初めて書かれた伝記。資料として極めて上質、読み物として非常に優れ、ファンをとらえて離さぬ仕上がり。
内容説明
クレンペラーとはどのような人物であったのか?同時代の音楽を真摯に捉えつつ敢然と己の道を突き進んだ軌跡を描く。膨大な資料を博捜、矛盾の間から漂い出る創造の魅力に迫る。怒涛のケルン時代を詳述した伝記決定版。
目次
「わたしがユダヤ人だからだ」
帝政時代の修業の日々
「心底つらい気分の不調…」
夢のなかで飛ぶように
父たち、母たち、そして愛する神
大事件のなかの道化
「ドイツ的キリスト教精神」
「みんな、笑ってごらん!」
ミサ曲とファシスト讃歌
新しい未来像
「彼のやっていることは正しい…」
「理想は殺せない」
第二の人生
オットー・クレンペラーの同時代人の証言
著者等紹介
ヴァイスヴァイラー,エーファ[ヴァイスヴァイラー,エーファ][Weissweiler,Eva]
著作家。1951年ドイツ西部のメンヒェングラトバハ生まれ。ケルン在住。ボン大学で音楽学、ドイツ文学を学び、1976年同大学で博士号を取得。著作多数
明石政紀[アカシマサノリ]
著作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 確立ロボティクス